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葛根湯の飲み方って食前?正しい飲み方と注意点!

風邪の引き始めには「葛根湯」
良くきくフレーズですね^^
私も妊娠してから、妊娠中・授乳中ともう6年近く葛根湯のお世話になっています^^

ちょっと鼻水が・・・
何だか悪寒が・・・
喉の調子がいまいち・・・
子供が風邪ひいた!わたしにもうつるかも!?


という時に早めに葛根湯を飲むようにしていますが、もちろん飲んでいても風邪をひく時はあります。

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そんな時、飲むのが遅かったのかな~?とか、食前って書いてあるのに食後に飲んだから悪かったのかな~?とか疑問に思っていたので、今回は葛根湯の正しい飲み方と注意点を詳しく書いていきます^^


葛根湯の効果があがる飲み方

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それでは葛根湯の効果があがる飲み方についてみていきましょう!

飲むタイミングは?

葛根湯の適応についてはwikipediaに以下のように書かれています。

  • 風邪の初期で寒気があり、肩や首筋のこり、頭痛、鼻水、鼻詰まりなどの症状。
  • 神経痛。血行障害。筋肉痛。
  • 初期で慢性化していないもの。

飲用元:wikipedia


つまり葛根湯の効果を得ようと思ったら“風邪の初期段階で服用しなければいけない”ということがわかります。

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これは、葛根湯には直接ウィルスに働きかける作用はなく(薬ではありませんから)、血行を良くし体温を上げて、体を攻撃しようと体内に入ってきたウィルスに本来の働きをさせない、という役目があるからです。

少ないウィルス → 葛根湯の服用 = 体の免疫力up ⇒ ウィルスを撃退!!

という状態を作るわけですね。

なのでウィルスが増えて風邪の症状が酷く体力が失われた状態では葛根湯本来の働きは発揮されず、服用は意味のないものとなってしまう、というわけです。



飲む時間はいつがいい?

普通の薬でしたら大体は食後に服用するものが多いと思いますが、葛根湯を始めとする漢方は大体が「食前or食間」がベストです。

<葛根湯を食前・食間に飲む理由>
これは胃の中のphが関係してくるのですが、空腹時、胃の中は酸性です。
漢方の生薬の中にはアルカロイドと成分が入っており、このアルカロイドは薬効効果が強く、酸性では吸収が悪い、という特徴があります。しかし、薬効が強いということは副作用も出やすい成分でもあるので吸収を悪くすることで副作用が出にくくなるわけです。
また、漢方の成分にはアルカロイドのほかに有機酸というものがあります。
この有機酸はアルカロイドとは逆に酸性で吸収が良くなります。

以上のことから、空腹時に服用することには、

  • アルカロイドの吸収を抑えて副作用を出づらくする。
  • 有機酸の吸収をよくして効果を上げる。
という二つの利点があることがわかります。

ただし、稀に空腹時に服用することで気分が悪くなったりする場合もあるようなので、その場合は食後でも構わないそうです。

ちなみに「食間」は食事中のことではありません!(えっ常識?^^;)

「食間」=食事と食事の間(食後2時間後ぐらい)のことを言います。



どんな飲み方がいい?

葛根湯のように「○○湯」と名称がついている漢方は、お湯に溶かして飲むのが一番効果が出る(吸収がいい)ので、白湯に葛根湯を溶かして飲むのが一番です。

ただしこの方法も気分が悪くなったりする場合もあるようなので、その場合は水で飲んでもOKだそうです。


ちなみに「○○丸」はミツロウなどでかためたもの。「○○散」は粉薬のことを意味します。

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飲み方で注意すること

今度は飲み方で注意する点をみていきます。

体力が充実している時に飲もう!

葛根湯は体力の充実している「実証(漢方用語で体力が充実して疾病に対する抵抗力の強い体質をいう)」の人向けの方剤です。
「虚証(漢方用語で体力や気力が衰え疲れやすい体質をいう)」の人には向いていません。


循環器系の病気がある人は服用に注意!

葛根湯に入っている生薬の一部の“麻黄”には、心臓や血管に負担をかける交感神経刺激薬のエフェドリン類が含まれていますので、高血圧や心臓病、脳卒中既往など循環器系の病気がある人は慎重に服用する必要があります。
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飲み合わせ・食べあわせに注意!

エフェドリンやテオフィリンなど交感神経刺激作用のある薬との併用には注意が必要です。
また、「芍薬甘草湯」など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、「偽アルドステロン症」の副作用に注意が必要です。


漢方は毎日飲もう!

漢方薬の効果が一番低下する原因は飲み忘れることによるものです。
回数が減ってもいいので毎日しっかり飲むことが大切です。

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症状や体質を見極めよう!

風邪の引き始めに飲用することはわかりましたが症状や体質によっては葛根湯が効きにくい場合があります。

<葛根湯が効かない症状や体質>
  • 汗をかきやすい体質の人(強い発汗作用があるため)
  • 咳や喉の痛み
  • 鼻づまりなどの症状や副鼻腔炎を発症している場合
  • 既に高熱がある場合
  • 関節の痛みが強い場合

自分の症状や体質を見極めて服用しましょう!



葛根湯の副作用

漢方には副作用がない、と思っている人も多いと思いますが、多少は副作用があります。

<葛根湯の副作用>
  • 胃の不快感、食欲不振、吐き気、吐く
  • 動悸、不眠、発汗過多
  • 発疹、発赤、かゆみ
  • 尿が出にくい
  • イライラ

などです。

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また、稀に重篤な副作用が出る人もいるようです。

<重い副作用>
  • 偽アルドステロン症(むくみ、血圧上昇)
  • 肝機能障害(黄疸、かゆみ、発熱など)
  • 低カリウム血症(高血圧、疲労、筋力低下など)

肝機能障害が出るのは辛いですね・・「これって副作用かな?」というようにいつもと違った症状が出た場合はすぐに病院に行きましょう!


まとめ

いかがでしたでしょうか?

私は今までは正直に言うと「飲めばいい」と思ってたふしがありました^^;

でもこうやって効能や葛根湯の生薬の働きなんかを知ると、いつ飲めばいいのか、どんな風に飲めばいいのか理屈もわかるし納得も出来ます。

でも一番驚いたのは「体力のある人向け」ってところですかね。

何となく感じとして「体力が落ちてる時」や「元気がない時」に飲むものだと思っていたので、体力がある人向けってそんなのがあるんだ~と不思議に思いました。


葛根湯は飲用するタイミングが重要な漢方です。


既に風邪の症状が酷い場合などは飲んでも意味がありませんのでその際は早々に病院に行って治療を受けましょう!^^


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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の30代(専業主婦)

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