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横綱の土俵入りを観よう!時間と他にも知っておきたい情報



2017年1月、14年ぶりに日本人横綱が誕生しましたね。

稀勢の里(きせのさと)の明治神宮での奉納土俵入りは記憶に新しく、ニュースで見ているだけでジーン・・・今でも思い出すと胸が熱くなります。


今年の秋は、場所前に住吉神社(福岡市博多区)で行われる土俵入りを見に行きたいな~と密かに目論んでいるのですが、誰か一緒に行ってくれる友達いるかな・・・?汗


そんな横綱の土俵入り。


今回は横綱の土俵入りの時間について調べてみました!


横綱の土俵入りが観たい!という方は是非参考にして下さい^^

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横綱の土俵入りの時間

まず本場所の横綱の土俵入りの時間についてみていきましょう!

大相撲の1日のスケジュールは決まっています。

迫力ある横綱の土俵入りは、


15:55頃!※千秋楽は約30分ほど早まりますのでご注意下さい!



土俵上の時間割(大相撲場所中のスケジュール)についてはコチラの記事をどうぞ↓↓↓
『相撲のスケジュール!1日の流れってどんな感じ?』



横綱の土俵入りから取組、弓取り式までは約1時間。


こう考えるとあっという間の時間ですね~。



さて、冒頭にも書きましたが、本場所以外でも横綱の土俵入りが見られる機会があります。


その詳細についても調べましたのでチェックしていきます!

本場所以外での土俵入り



本場所以外でも、横綱の土俵入りが見る事が出来るのは以下の4つの場合です。

  1. 奉納土俵入り
  2. 土俵開き
  3. 引退相撲
  4. 還暦土俵入り
それでは1つずつ見て行きましょう。

1.奉納土俵入り

「奉納土俵入り」 は以下の場合に行われます。

  • 横綱に昇進後、横綱推挙式と共に行われる(明治神宮)15:00~
  • 毎年の正月、明治神宮にて行われる15:30~
  • 春巡業の際、伊勢神宮にて行われる(神宮奉納大相撲)11:00~
  • 出雲大社や靖国神社など神社施設、また国家関連の行事やイベントで行われる
時間も右に記載してますが、開催年や状況によって変更になる場合もありますので、必ず確認をお願いいたします。


詳細スケジュールについては、各開催場所HP(伊勢神宮明治神宮)、日本相撲協会公式ツイッター等で確認出来ます。



福岡では嬉しい事に、毎年十一月場所(九州場所)の開催前に、住吉神社(福岡市博多区)で「横綱奉納土俵入り」が行われています。昨年は約4700人が境内に集まったそう!今年は行きたいな~と思ったので去年の日時を調べてみました。(今年の日時はまだ発表されていません)


■2016年11月2日(水)14:00~(観覧無料)


2016年の日程から私が予想した2017年の日時はコチラ↓

■2017年11月2日(木)14:00~


2015年も11月2日に行われているので、この11月2日というのは変わらないと予想しました。


この時間なら息子の帰宅時間にも間に合いそうなので、行けそう~!!


この日時ですが、住吉神社のHPで確認出来るので、HP貼っておきます^^ ⇒ 住吉神社からのお知らせ


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2.土俵開き

相撲部屋が新設されたり、既存の部屋が移転に伴って新築されると、稽古土俵完成に合わせて現役の横綱が呼ばれて、土俵入りを披露して祝う習慣があります。


このことを「土俵開き」 と言います。


土俵開きはお祝いごとですので、部屋でちゃんこが振舞われたり・・・といったこともあるようですが、肝心の土俵入りの時間についてはわかりませんでした^^;


※土俵開きをした部屋の師匠が喪に服している期間と重なった場合は、土俵入りはしないこととなっています。




3.引退相撲

元横綱が引退相撲を行う際に、断髪式の前に最後の「横綱土俵入り」 を行います。


基本は、この時に従える露払いと太刀持ちも現役の横綱が行いますが、現役横綱が不在などの事情(直前の本場所での休場など)があると、大関・関脇以下の現役幕内力士が、それぞれ露払いと太刀持ちを務める時もあります。


引退相撲は1、5、9月の東京場所後が通例となっているそうで、通常、引退して半年後ぐらいに行われるそうです。


当日は11時スタート、相撲甚句披露など各種イベントがあり横綱土俵入り、断髪式・・・といった流れになっていますが、詳しい時間はイベント毎に異なるようですので、はっきりとはわかりませんでした。


ただ、私の住んでいる九州では引退相撲はありませんので、もし東京に住んでいたら一度は・・・って感じですね~。



4.還暦土俵入り

横綱経験者が還暦(60歳)を迎えた際に、長寿祝いとして「還暦土俵入り」 を行います。


通常の横綱土俵入りは”白い綱” ですが、還暦土俵入りでは赤いちゃんちゃんこならぬ”赤い綱” を締めます。

この場合の露払い・太刀持ちも横綱経験者が務める場合が多く、その際は白い綱を締めます。


この還暦土俵入りに関しても、時間はわかりませんでした・・・涙


私の記憶に残っているのは、2015年5月31日に行われた九重親方(千代の富士)の還暦土俵入りです。


この時は現役横綱の日馬富士が露払い、白鵬が太刀持ちを務めました。張り詰めた空気の中、現役横綱を従えた九重親方が入場してきて、その光景だけで胸に込み上げるものが・・・涙 体つきも60歳とは思えぬほどで、威厳があってオーラがあって・・・さすがでした!


ちなみに還暦土俵入りは、1937年の太刀山峯右エ門(たちやま みねえもん)が第1号で、2016年までに過去10人の元横綱が還暦土俵入りを披露しています。また、体調不良などの事情で還暦土俵入りを行わなかった場合は、赤い綱のみを作成し記念に所持する横綱(2017年現在5名)もいます。



さて、次に気になったのは”土俵入りの型” 。次からはこの「型」について詳しくみていきますので、まだまだお付き合いください~!


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土俵入りの型



気になる土俵入りの「型」ですが、現在では「雲龍型」と「不知火型 」の2つしか用いられていません。


この2つは明治時代後期に確立されたもので、それ以前には様々な型の土俵入りがあったと言われています。


そしてどちらの型も、露払い(つゆはらい)と太刀持ち(たちもち)各1名ずつ、合計2名の力士を従えて行われます。


また、太刀持ちの太刀は、真剣の場合(刃はつぶしてある)と竹光の場合とあるそうで、どちらにしろ重さはかなりあるようで、800g~約1キロとも言われています。これを片手で構えて蹲踞(そんきょ)の姿勢を長く維持することはとても苦しいようです。


それでは、型について1つずつ見ていきますね。


1.雲龍型

大多数の横綱が選択しているのが、この「雲龍型」


せり上がるときに左手を胸の近くに当てて、右手を伸ばすのが特徴です。綱の締め方は輪を一つで締めるもので、不知火型用の綱より短く軽量とされています。


江戸時代に活躍していた雲龍久吉(うんりゅうきゅうきち)から名前がきています。



雲龍型を選択した横綱は、


栃木山守也・双葉山定次・大鵬幸喜・北の湖敏満・千代の富士貢・曙太郎・貴乃花光司・武蔵丸光洋・朝青龍明徳


皆さんも知っている大横綱たちが選択していることから、「縁起が良い型」と言われています。


2017年1月に横綱に昇進した稀勢の里も、この雲龍型を選択していて、綱の重さは6.4キロ!


6キロもあるの?重い!と思ったのですが、平成以降に誕生した横綱の中で2番目に軽い綱だそうです^^;


ちなみに1番軽いのは6.2キロの鶴竜です。



2.不知火型

せり上がるときに両手を伸ばすのが特徴で、堂々とした迫力のあるスタイルなのが「不知火型」 です。


大柄な力士が演じると見栄えの良い型とされていて、綱は輪を二つ作るように締めるため、雲龍型より長く重くなっています。


江戸時代に活躍した横綱、不知火光右衛門(しらぬいみつえもん)のからこの名称がきています。


戦前から戦後にかけて長い間活躍した羽黒山政司がこの型を継承し、主に旧・立浪一門(現・伊勢ケ浜一門)がこの型を選ぶ傾向にあるほか、二所ノ関一門もこの型を選ぶことがあります。


今までこの型を選んだ横綱たちが、在位中に夭折(ようせつ)したり、短期間の在位だったり・・・ということがあったため、「不知火型は短命」というジンクスが生れました。


平成では、若乃花勝(在位11場所)が不知火型を選択しており、横綱昇進後2年足らずで引退・・・とジンクス恐るべし?と言った感じを受けます。


しかし、2007年に史上3番目の若さで横綱昇進を果たした白鵬(旧・立浪一門)もこの不知火型を選択しいますが、皆さんもご存知の通り、白鵬は数々の記録を更新している大横綱です。また2012年に同門の日馬富士もまた不知火型を選び、大相撲史上初めて不知火型の横綱が2人同時期に並び立つことになりました。


そうそう、綱の重さですが、2017年4月現在、白鵬(不知火型)の13キロが1番重く、同じ不知火型の日馬富士は9キロとなっています。



ちなみに・・・不知火光右衛門が雲龍型を、雲龍久吉が不知火型を考案したと言われていて、何らかの理由で名称が入れ替わってしまった・・・という通説があります。

どちらにしろ、2人ともとても見事な土俵入りだったそうなので、叶わない願いだけれど見てみたいな~と思います。




大相撲に関する記事はこちらもどうぞご覧下さい↓

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

横綱の土俵入りについてまとめてみました。



  • 本場所以外でも横綱の土俵入りが見られること
  • 型の種類は2つあること
  • 雲龍型を選択している横綱が多いこと
などがわかりました。


2011年12月には、双葉山生誕100周年を記念して、双葉山の出身地である大分県宇佐市の宇佐神宮で、奉納土俵入りが行われました。


その際に土俵入りを務めたのは、大横綱の白鵬。

白鵬は不知火型を選択していましたが、雲龍型で土俵入りをしていた双葉山に敬意を表するため、自分の不知火型用の綱を切り、雲龍型用の長さに調節した綱を締めて、雲龍型で横綱土俵入りを行ったそうです。


こういうエピソード・・・いいですよね。


こういう記事を書いていたら大相撲、見に行きたくなっちゃいました~。


とりあえず今から土俵入りの動画をyoutubeで見ようかな。笑


あっ、皆さんは誰の土俵入りが一番美しいと思いますか?


私はやはり千代の富士かな~。あの筋肉美もそうですがせり上がりなど美しいな~と惚れ惚れしちゃいます。


歴代横綱たちの土俵入りをまとめた動画もあるのでyoutubeで検索して見て下さい。すっっっっんごくかっこいいですよ~^^

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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の40代(専業主婦)

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