宮崎のパワースポット・神社を1日で巡る!良縁を掴むために訪れるべき場所
みなさん、“宮崎”と言えば何を思い浮かべますか?
某有名人の元知事? 美味しい宮崎牛? プロ野球のキャンプ地?
宮崎は最近は海外からの観光客も多く、サーフィンも有名ですね。
そんな宮崎県は実は、「神話のふるさと」と呼ばれるほど歴史が古い場所で、パワースポット・神社と呼ばれる場所がたくさんあります。
私も主人と結婚する前、友達と宮崎にパワースポットめぐりをしに行きました。
目的は、「良縁を掴むため!」です^^;
いわゆる適齢期と呼ばれる年頃になっても良縁に恵まれなっかたので、藁をもすがる思いで行ったのを覚えています。
その後、主人と出会い結婚できたので、私は御利益があった!と思っています。
そこで今回は、実際に私が訪れた宮崎のパワースポット・神社をご紹介していきたいと思います!
でも、ただ紹介するだけでは面白くないので、私が独身の時に友人と旅行した時のレポを交えながら「1日で巡れるコース」として書いていきたいと思います^^
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宮崎の神社(パワースポット)巡り
それではその「神話のふるさと」言われている宮崎のパワースポット・神社をご紹介していきます。今回は1日で巡れるように行程を考えてみました!
まず、宮崎には以下の方法で行くことが出来ます。
- 車 ⇒ 高速宮崎IC
- 飛行機 ⇒ 宮崎空港
- 高速バス ⇒ 宮崎駅
- 電車 ⇒ 宮崎駅
私は、福岡から高速バス(片道約4時間)で宮崎まで行き、現地についてからはレンタカーを借りて移動しました。
今回は利便性などを考えて、宮崎市内中心地である宮崎駅近からのスタートです^^
AM9:00 宮崎駅出発
宮崎駅からレンタカー(orマイカー)で移動です。宮崎はバスや電車があまり走ってない&運賃が高い、ので車での移動が絶対におすすめです!
AM9:30 江田神社(宮崎市阿波岐原町)到着

宮崎駅から車で約20分のところにある「江田神社」は、恋愛運が良くなるパワースポットとして有名なところです。
ご祭神は、伊邪那岐尊 (いざなぎのみこと)、伊邪那美尊 (いざなみのみこと)
日本神話で”国産み””神産み”として有名な神様が二人祀られていますが、敷地も狭く社殿も大きくなくどちらかというとひっそり、という表現がちょうどいい神社です。私が訪れた時はまだそんなに有名ではなかったので人もまばら、車もすぐに停めれましたが、有名になってからは休日の日などは時間帯によっては混雑している時もあるようです(汗)
AM10:00 みそぎ池(宮崎市阿波岐原町)到着

次は上記の江田神社から徒歩五分。阿波岐原森林公園市民の森の中にある「みそぎ池」です。
この”みそぎ池”は上記の江田神社のご祭神である伊邪那岐尊が、亡くなった伊邪那美尊を追って行った黄泉の国の穢れを祓うために、みそぎを行った場所と伝えられています。
このみそぎ池で体を清めた伊邪那岐尊からは三柱の神様が生まれます。
- 左の目・・・天照大御神
- 右の目・・・月読命(つくよみのみこと)
- 鼻・・・・・建速須佐之男命(たけはやすさのをのみこと)
喜んだ伊邪那岐尊はこの三柱の神にそれぞれに高天原・夜の食国・海原を委任します。
少し見難いですが、みそぎ池にある「神々の系図」 という画像です。

この図を見ると、右上に伊邪那岐尊・伊邪那美尊の名前がありそこから天照大御神が生まれ、一番下の宮崎神宮に祀られている神武天皇へとつながっていることがわかります。
このみそぎ池からは散策がてら江田神社の駐車場まで歩いて戻ります。
AM11:00~12:00 昼休憩

江田神社を出た後はちょっと早めのランチでお腹を満たします^^
私が食べたことある、宮崎市内のおすすめランチスポットはコチラです!
- 宮崎と言えばのチキン南蛮 ⇒ 「おぐら本店」宮崎市橘通東
- 有名人も訪れる釜揚げうどん ⇒ 「釜揚げうどん戸隠本店」宮崎市中央通り
- 美味しくてリーズナブルな宮崎牛 ⇒ 「ミヤチク」宮崎市新別府町
おぐらのチキン南蛮のことは、こちらに詳しく書いています↓
『宮崎でチキン南蛮ならまずは「おぐら」!老舗の味とボリュームを堪能してきた』
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PM0:30 青島神社(宮崎市青島)到着

ランチが終わったら国道220号線を南下して青島神社に移動です。
青島という島の中心にある神社で、周囲1.5kmの島全てが境内となっています。
また、縁結びにご利益があると言われ「恋愛のパワースポット」 として人気な場所です。
ご祭神は、天津日高彦火火出見命(あまつひだかひこほほでみのみこと)とその奥さんの豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、塩筒大神(しおづつのおおかみ)。
青島は全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として国の特別天然記念物に指定されているだけあって、緑豊かな南国の雰囲気漂う素敵な島・神社です。拝殿の鮮やかな赤と真っ青な空、木々の緑と、コントラストが絶妙で思わず深呼吸したくなる、そんなところです。
PM1:30 ちょっと休憩

青島神社を参拝したあとは、またまた国道220号線を南下。
そうすると日南海岸沿いに「道の駅フェニックス」 があります。
トイレ休憩も出来ますし、マンゴーのソフトクリームなども販売されています^^
また展望デッキからは太平洋が見渡せ、遊歩道からは海岸線へと降りることも出来ます。
PM2:00 鵜戸神宮(宮崎県日南市大字宮浦)到着

道の駅フェニックスを出てまた更に南下します。
そうすると宮崎県日南市にある「鵜戸神宮」に到着です。鵜戸神宮は縁結びや子宝・安産のご利益があると言われている神社です。
本殿が断崖の中腹の岩窟の中にあるため、参拝するには崖にそった階段を降りる必要があり神社にしては珍しい「下り宮」という形になっています。
ご祭神は、日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)。神武天皇のお父さんにあたります。
山幸彦と海幸彦の神話の中で、山幸彦と結ばれた豊玉姫がこの鵜戸の岩窟に産屋を建て、御子(ご祭神)を産んだとされます。
またこの岩窟にいたる参道の脇の海の中には奇岩と呼ばれる珍しい形の岩があり、その中の一つに「亀石」と呼ばれる零石があります。これは豊玉姫が海神の宮から乗ってきた亀が石になったものと言われ、上部に穴があります。

ここに“運玉”と言われる玉(↓これです)を投げ入れて入ると願いごとが叶う、と言われています^^

ちなみに男性は左手、女性は右手で投げる、というルールがあります。
この「運玉」は5個で100円。近くの鵜戸小学校や児童福祉施設の子供たちが作っているそうで、神社の売上にもなるので入るまで投げる!という人がいたとしても巫女さんも誰も止めません。(たぶん。笑)
私は独身の時に2度、息子を妊娠中に1度、出産したあとにお礼参りとして1度、計4回参拝しましたが4回とも入りました!
海岸沿いにあるので初夏の時期が一番季節としてはおすめすです^^
PM3:30 宮崎神宮(宮崎市神宮)到着

ラストは宮崎市内に戻ってきて宮崎神宮です。
ご祭神は、神日本磐余彦尊(第一代・神武天皇)
神武天皇は日本の初代天皇であり皇統の祖とも言われていますが、現在の歴史学では実在した人物とは認められていません。
古事記によると15歳で皇太子になり、127歳で亡くなったと言われています。
敷地はとても広く、宮崎神宮全体が深い森で囲まれていて、凛とした空気が漂う静謐という言葉がぴったりな神社です。
門や社殿など様々なところで皇室の紋である「十六八重表菊」が見られます。
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おまけ
宮崎には“海幸山幸”という素敵な列車があります^^この海幸山幸は宮崎駅~南郷駅間をJR九州が運行している列車で、毎日は運行されておらず、夏休みなどの長期休暇中に1日1往復している列車(臨時特急列車)です。
この”海幸山幸”というネーミングは浦島太郎の元になったとも言われている日本神話の「山幸彦と海幸彦」に由来しています。
コンセプトが「木のおもちゃのようなリゾート列車」なので、外装・内装ともに飫肥杉(日南市付近でとれる杉)が使用されています。
宮崎駅から青島神社にはこの列車に乗っても行くことが出来ます^^
ただ、1日1往復・・・(悩)
それでは最後に軽く歴史のお勉強を・・・^^
神話のふるさと宮崎とは?
日本最古の歴史書と言われている「古事記」古事記は天地創造、神様や日本の島々の誕生のシーンから始まる壮大なお話です。
その上巻には天孫降臨から日本の初代天皇である神武天皇(実在した人物ではないといわれている)が誕生するまでのいわゆる「日本神話」が記されていて上巻に登場する場所の2/3が宮崎を舞台にしたものと言われています。
そのため宮崎には日本神話を由来とする伝承や神話などが各地に残っていて、そのことから宮崎は「神話のふるさと」 と言われているのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?宮崎のパワースポットを1日で巡る旅。
日本神話の内容と併せて参拝していくとまた違った趣があり、色んな発見があるかもしれません。
それに宮崎には観光スポットがなーい、と思っている方もいるかもしれませんが、意外に?(すみません)見所がある県です。
私も今度宮崎を訪れる時はまたこのルート(若しくは何箇所か追加で・・)でまわってみたいと思っています^^
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