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高齢者の肺炎の特徴は?大事な人を守るために知っておこう!



高齢になると風邪の治りが遅くなったりしますよね。

うちの父(御歳79歳)も、「今年の冬は風邪をひいて中々咳が治らなかった・・・」と言っていました。


ニュースでは高齢者が肺炎で亡くなる・・・という内容もよく耳にします。

実際2015年の日本人の死亡原因の第3位が肺炎で、しかもそのうちの95%が65歳以上の方らしく、「人事ではないよな~」と思ってしまいます。


そんな高齢者の肺炎。


ちらと聞いたのが、高齢者が肺炎になると、肺炎の特徴的な症状が出にくく、気付いた時には重症化してしまう・・・ということでした。



そこで今回は、


高齢者の肺炎の特徴は?
重症化しやすい要因は何か?
予防や早期発見するにはどうしたらいいのか?



など、調べてみました。


高齢の方はもちろん、身内や身近に高齢の方がいらっしゃる場合は参考になると思います。是非、最後までお付き合いください^^


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高齢者の肺炎の初期症状は?



ではさっそく、高齢者の肺炎初期症状や特徴を見ていきましょう!

・・・と言いたいところですが、比較するためにも、まずは一般的な肺炎の特徴からみていきますね。

【一般的な肺炎の症状】

  • 高熱が続く
  • 咳、痰が続く
  • 胸が痛い、息苦しい
  • 食欲不振
  • 倦怠感
  • 悪寒がする
  • 頭痛
  • 筋肉痛、関節痛
これらの症状が1週間以上続く 場合は、肺炎が疑われます。


症状としては、風邪やインフルエンザと一緒ですね。


乾いた咳が長く続く場合が多いのですが、痰を伴う場合もあるので判断は難しいです。


私も以前、発熱後に咳が2~3日続いたことがあり、自分で肺炎を疑って病院に行ってレントゲンを撮ってもらったことがあります。幸い肺炎ではなかったですが、3日ほどでも咳が続くのはしんどかったので、それが1週間以上・・・となると、想像するだけできつそうです。



さて次は、肝心の高齢者の肺炎の特徴をみていきしまょう。


【高齢者の肺炎の特徴】

  • 高熱、悪寒、咳と痰、胸痛などの肺炎の特徴的な症状が出ない
  • なんとなくだるい(倦怠感)
  • 食欲不振
  • 食欲不振からくる脱水
  • 低酸素血症からなる意識障害
肺炎のような症状が出ないのが特徴・・・というのが非常にわかりにくですね。

咳や痰の頻度も、一般患者と比べると20%も低いとか・・・


咳が長く続く = 肺炎


と思ってしまいがちですが、その咳があまり出ないとなると、自分で肺炎を疑うのは難しいかもしれませんね。


これらの症状を踏まえて、何故、高齢者の肺炎が重症化しやすいのかもみていきましょう。

重症化しやすい要因


高齢者の肺炎が重症化しやすい要因は、以下の5点あります。

  1. 進行が早い
  2. 脱水を伴う肺炎が多い
  3. 呼吸不全に陥りやすい
  4. 体力や免疫力が低下している
  5. 糖尿病や心臓病、呼吸器系の持病がある
高齢者は免疫力も体力も衰えていますので、あっという間に進行してしまったりします。

「いつもの風邪とはちょっと違うな・・・」「持病がある・・・」という方、家族にそういった症状の高齢者がいる場合などは一度肺炎を疑ってみましょう。



また、高齢者の肺炎に多いのが「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」 です。

これはかなり重要なので、次に詳しくお伝えしますね!

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高齢者に多い「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」とは?

高齢者に起こる肺炎の多くは、誤嚥性肺炎と言われています。


誤嚥性肺炎とは、本来食道を通って胃に入るはずの食べ物の一部や、唾、痰などが気管に入り込み、一緒に病原菌も入り込んでしまうことによって起こります。



原因は嚥下(えんげ)機能の低下。



脳梗塞の後遺症、神経障害、パーキンソン病、認知症などによって起こります。


肺炎をおこして入院した60歳以上の患者さんのうち7割は、夜間の睡眠中に、口の中にたまった唾液が気管に流れ込んでいたという調査結果が報告されています。


症状や治療法は一般的な肺炎と変わりませんが、肺炎の治療ができても、嚥下機能の根本治療はできないため、繰り返し肺炎を起こしてしまうことになります。



誤嚥性肺炎を予防するためには、

  • 日頃から口の中を清潔にする
  • 食後すぐには横にならない
などを心がけなければいけません。


食後すぐに横になる・・・これは両親も義両親もよくやっています^^;気をつけてもらわなければ!


では最後に、高齢者が肺炎にならないためにはどうしたらいいのかもみていきます。

高齢者が肺炎にならないためには?

肺炎にならないために大事なことは以下の3つ!

  1. 日ごろの感染予防
  2. 免疫力を高める
  3. 予防接種を受ける
それでは1つずつ詳しくみていきます。

1.日ごろの感染予防



まずは日ごろからの感染予防対策が大事です。

  • うがい、手洗い、マスクの着用
  • 歯磨きなどで口腔内を清潔に保つ
特にインフルエンザが流行する時期などは、気をつけたい習慣ですね^^

2.免疫力を高める

高齢になると体力も気力も落ち、自然と免疫力もdownしていきます。

そんな時だからこそ、免疫力を高めることを意識して生活していきましょう。

  • 規則正しい生活
  • 禁煙
  • 持病の治療
  • 食生活の見直し
偏った食生活、乱れた生活リズム・・・では病気にこちらから「おいで~」と言っているようなものです。

身近に協力してもらえる人がいる場合は、食生活のことを相談したり、一緒に散歩したり、禁煙仲間を見つけたり、と自分からまずは行動を起こしましょう。




3.予防接種を受ける

日常でかかる肺炎の原因菌で最も多いのは「肺炎球菌」 です。そしてその次に多いのは「インフルエンザ」。


ですので、「肺炎球菌」と「インフルエンザ」の予防接種を受けるのが大事な対策の1つと言えます。


※もちろんこの2つが全ての肺炎の原因ではありませんので、予防接種を受けたからと言って「絶対に肺炎にならない」とは言えません。


高齢者の肺炎球菌の予防接種は定期接種 (自治体が実施する予防接種)となっていますので、公費負担や助成があります。


対象期間、接種対象者の年齢が限られていますので、自治体が発行する機関紙やHPなどで確認されてください。


ちなみに私が住んでいる福岡市では、肺炎球菌の予防接種の個人負担額は4200円でした。(通常の半額程度だそうです)


まとめ

いかがでしたでしょうか?


高齢者の肺炎の特徴、予防方法などについて書きました。

  • 肺炎の特徴が一般とは違う
  • 重症化しやすい
  • 高齢者の肺炎の7割が誤嚥性肺炎
  • 予防接種が効果的
ということがわかりました。


歯磨きなどで口腔内を清潔に保ったり、予防接種や持病の治療など、自分で普段から出来ることがあります。


何も対策がないのならお手上げ状態で、肺炎にならないことを祈ることしか出来ませんが、そうではありません。


あと、うちの父もそうなのですが本人(高齢者自身)には自分が高齢者だという自覚がない場合もあります。


「俺は大丈夫」


という根拠のない自信があったりして、それが予防接種を受けない、うがい・手洗いを怠る、などという行為につながります。


そのためにも、周りの家族や知人などが声かけしてあげたり、代わりに予防接種情報を調べて受けに行くようすすめたり・・・というのも大事だと思いました。


自分の身も、大事な人を守るためにもまずは肺炎について正しい知識を得ていきましょう!

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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の30代(専業主婦)

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