黒執事シエルの正体は?体と中身は別人物?ネタバレ有
黒執事という漫画ご存知ですか?
先日最新刊の26巻が発売されて読んだのですが、もう衝撃的展開!
前からシエルの双子説 は言われていたことですが、こんな展開になるとは・・・!
というわけで、26巻で出てきたシエルの正体についていろいろと考察していきたいと思います!
シエルの正体について書いていきますので、当然内容についての詳しい記載があります。
これから黒執事を読もうかな~と思っている方は、注意してください!
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シエルの正体は?
ここではわかりやすく、26巻に出てきたシエルのことを「兄シエル」、今まで出てきている体が弱いシエルを「坊ちゃん」と呼ぶことにします。では、26巻で出てきたシエルの正体について・・・ですが、私の予想はこうです!
シエルの正体は「歪んだ肉人形(ビザール・ ドール)」であり、中(素材)には兄シエルとヴィンセントが入っている!
この答えに至った経緯は、過去の伏線など様々ありますが、
- シリウス=兄シエル?
- 兄シエルはどうやって蘇ったの?
- 兄シエルの中にはヴィンセント素材(未来への願望)も入っている?
- 兄シエルがセバスチャンのことを知っているのはなぜ?
- アンダーテイカーはヴィンセントを蘇らせたかった?
詳しくみていきますね。
1.シリウス=兄シエル?

お星様たちの中の一番星であるシリウス
シリウスはバイオレットが血を分け与えていた人物で、坊ちゃんと同じ血液型の人物です。
坊ちゃんが血を抜かれている間(23巻)、リジーが坊ちゃんらしき人に寄り添う場面があります。
でもその人物は眼帯をしていないので、兄シエルだと思われます。
ということは、あの施設に兄シエルがいた、ということ。
でもリジーが寄り添っていた兄シエルは、つやつやしているんですよね~。
24巻でバイオレットに「おいで」と言って手を差し伸べていたシリウスの手は皺々だったので、もしかしたら、あの輸血は常時必要・・・ということなのかもれません。
また、リジーは全てを知ってしまった(坊ちゃんがセバスチャンと契約したこと、兄シエルに成り代わっていること)せいで、「私だけは兄シエルの味方にならないと!」と思い、
あたしにだってどうしていいかわからないの
でも、あたしは・・・あたしだけはそっちに帰れない!!
引用元:黒執事24巻エリザベスがセバスチャンに言った言葉
と、言ったのだと思います。
この「そっち」という言葉が気になりますね。
坊ちゃんの世界・・・ということだと思いますが、リジーも悩んでいるけど、兄シエルのそばを離れることも出来ない・・・という気持ちなのだと思います。
2.兄シエルはどうやって蘇ったの?

手がけたのはアンダーテイカーで間違いないでしょう。
彼がブラバットを手下にしてやらせたのだと思います。(ブラバットも最愛の人を救うために協力した・・・?)
ただし、兄シエルの肉体は時間が経ちすぎていたので、輸血が必要だった、ということだと思います。
しかもシリウス(=兄シエル)の手が干からびていた(24巻)ことから、相当の量が必要だったと思われます。
でも、蘇らせるためには走馬灯劇場(シネマティックレコード)につなぐ素材(未来への願望)が必要です。
アンダーテイカーは、どこからそれを持ってきたのでしょうか?
26巻の兄シエルは、今までの「歪んだ肉人形(ビザール・ ドール)」とは比べ物にならない出来です!
素材(エピソード)が優秀で大量・・・ということが言えますね。
ということは、アンダーテイカーの身近にいて親しい人物、ということも言えます。
アンダーテイカーが親しかった人物は、
- 坊ちゃん
- ヴィンセント・ファントムハイヴ
- クローディア・ファントムハイヴ
- ディーデリヒ
この中で故人は、ヴィンセントとクローディアですが、兄シエルの素材としてピッタリなのはもちろんヴィンセント・・・!だと思います。
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3.兄シエルの中にはヴィンセントの素材(未来への願望)も入っている?

前項からの続きになりますが、兄シエルの走馬灯に繋いだ素材の中身が気になります。
素材、なのでそれが兄シエルのものとは限りません。
私はその素材のほとんどがヴィンセントのものでは?と思いました。
どうも兄シエルの表情が、ヴィンセントの裏表ある腹黒そうな笑みに似ているんですよね~。
なので、兄シエル、というよりヴィンセントが生き返った感じに近いと思いました。
中身がヴィンセントなら、タナカが当主として兄シエルを迎え入れたのも納得がいきます。
4.兄シエルがセバスチャンのことを知っているのはなぜ?

26巻で兄シエルは、初対面であるセバスチャンに、
「あの時はよくもやってくれたな」
と言っています。
あの時とは、黒ミサ時に魂を奪ったことを指していると思いますが、兄シエルがセバスチャンのことを知っているはずがありません。
だって、セバスチャンが出てくる前に兄シエルはもう亡くなってしまったはずなので・・・
誰かに聞いたのでしょうか?
でも兄シエルの口ぶりは、セバスチャンが黒ミサの時にしたこと(魂を奪った、お腹の指輪をとった)を見て知ってる風でした。
なので、
セバスチャンがしたことは見て知ってるけど、それをした人物の顔までは見ていない、
という感じなのかな~と思いました。
確かにセバスチャンが今の風貌になったのは、坊ちゃんと契約した後ですからね。
ということは魂の記憶?ということなのか、それとも素材の中にそんなシーンがあるのか・・・どうなのでしょう?
また、もしセバスチャンが兄シエルの魂を食べて、その代償として坊ちゃんと契約したのだとしたら、魂の回収が出来なかったことになりますから、死神の誰かかが罰を受けたはず・・・ですよね?
その死神は誰なんでしょうね?
それともその死神はアンダーテイカーと仲がいいとかで、もみ消したりしてるとか??
ナゾは残りますね。
26巻でアグニを襲った犯人については、こちらに書いています!
→『黒執事アグニが死亡!犯人とその他のナゾを大検証※ネタバレ有』
5.アンダーテイカーはヴィンセントを蘇らせたかった?
アンダーテイカーはヴィンセントに対して、強い思い入れがありました。22巻では、ヴィンセントの写真を前に涙を流しています。
その際に
かわいそうに 骨の髄まで焼けてしまって あんな死に方じゃもう・・・ああ ”ファントムハイヴ伯爵” はまだいるからね・・・
黒執事22巻 アンダーテイカーがディーデリヒに言った言葉
と、気になる言葉も残しています。
それは坊ちゃんのことを指しているのか、それとも自分が蘇らせることを示唆しているかはわかりませんが、とても意味深な言葉ですよね。
アニメ版もあります。アニメ版は漫画とは内容が違うとか・・・機会があれば見てみたい!
まとめ
いかがでしたでしょうか?兄シエルの正体について考察してみました!
27巻では、あの12月14日の惨劇のつづきが描かれます。
私の予想が当たっているかどうかが27巻でわかるのか・・・それともまだまだこのナゾは解けないのか・・・
早く真相を知りたい!!
と、悶々してますが、こうやって色んなことを推測するのは楽しいもんです^^
27巻は2018年の初夏発売予定です!楽しみですね。
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