お祓いの服装のマナー!相応しい格好はズバリこれ
厄払いやお宮参りなど、お祓いを受ける機会はありますが、そこで気になるのは服装のマナー。
私も今まで厄払い、戌の日、お宮参り、七五三・・・とお祓いやご祈願を受けてきましたが、服装には結構悩みました^^;
ジャケットじゃないとダメなのかな・・・
女性もスーツの方がいいのかな・・・
平服でいいって言われたけど、それって普段着のこと?
などなど。
そこで今回は、お祓いの服装のマナーについて、相応しい格好とはどんな格好のことなのか、詳しく書いていきます!
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お祓いの服装のマナー
では、お祓いの服装について、下記項目ごとにみていきましょう。- 服装に決まりはあるの?
- 相応しい格好
- 気をつけたいこと
1.服装に決まりはあるの?
お祓いの服装について、特に決まりはありません。神社に問い合わせても、
「平服で構いません」
などと言われることでしょう。
ちなみに『平服(へいふく)』 とは、
ふだん着ている衣服。また、その服装。ふだんぎ。⇔礼服。
[補説]冠婚葬祭の招待状などで「平服でご出席ください」とある場合は、ふつう略礼装またはそれに近い服装を指し、カジュアルウエアは含まない。
引用元:コトバンク デジタル大辞泉
とのことです。
普段着だけど、結婚式などではカジュアルウェアは含まない、と書いてあります。
神社でのお祓いもこの通りと捉えるのが一般的で、
フォーマル程じゃないけど、それに近い略礼装などのスーツで行くのが望ましい
と言えます。
平服で・・・と、その言葉を鵜呑みにして、普段着でジーパンやミニスカート、パーカーなど普段着で行ってしまうと、浮いてしまって恥ずかしい思いをするのは自分ですので注意してくださいね!
では、お祓いの際の相応しい格好とはどんな格好なのか、具体的にみていきましょう。
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2.相応しい格好

お祓いに相応しい格好を、男女別にみていきましょう。
- 黒や紺などの無地のスーツ
- ワイシャツやネクタイは派手でない色や柄
- 足元は革靴で
- フォーマルスーツ
- ワンピースにジャケット
- 襟付きの洋服
- スカート丈は短すぎないもの
- 低いヒール
- シンプルなアクセサリー
結婚式の参列の服装から、華やかさを抜いた格好・・・って感じですかね。
また、逆に相応しくない服装とは、
- サンダルやミュール
- 露出の多い格好(短パンや素足)
- デニム
- 作業着
- 奇抜&華美な格好
- 過度なアクセサリー
- 高いヒール
- 毛皮や蛇柄など殺生をイメージするもの
神様に対して、失礼のない服装を心がけるようにしましょう!
フォーマルなスーツやワンピースの、可愛いお店を見つけましたので貼っておきますね↓↓↓
3.気をつけたいこと

ここでは私が実際に、お宮参りや七五三などでご祈願を受けた際に、気付いた点を書いていきます。
- ストッキング(靴下)に気をつけよう
- 靴を綺麗にしておこう
- 寒さ対策は万全に
- 事前に着用してサイズを確かめよう
- 帽子、コート、手袋、マフラーは取りましょう
神社によっては靴を脱いで本殿に上がり、正座してご祈願を受けるところがあります。その際ストッキングが伝線していたら・・・丸見えです!しかも参拝客にも見られる可能性があります。足元も気を抜かずに準備していきましょう
上記のように靴を脱ぐ場合、脱いだ靴がみんなに見られます。スーツはビシッと決めていても靴がよれよれ・・・だと、残念な気持ちになります。靴はきちんと磨いていきましょう
冬の場合、神社の本殿やお祓いスペースはとても寒いです。半分屋外ですし風もどんどん入ってきます。またお祓いの人数が多いと時間も長くなる場合もあります。ホッカイロを準備したり、機能性インナーを着用したり・・・と防寒対策はしっかりしていきましょう
礼服などは滅多に着ませんから、当日着用して「きつい!」という事があるかもしれません。私もお宮参りの時は産後1ヶ月だったので入るスカートがなくて四苦八苦した覚えがあります。結局ウエストゴムのものを選びましたが、男性も女性もサイズアウトすることもありますから、事前に確かめておきましょう
神様の前では帽子やコートなどは取りましょう。神社によっては待合室にコート掛けがあるところもあります。着脱しやすいコートだと慌てないでいいと思います
以前ビシッとスーツで決めた男性の靴下が白の五本指ソックスだった時は、うーん・・残念!と思ったものです。
足元も抜かりなく・・・気をつけましょう^^
神奈川県藤沢市にある白旗神社が制作した「お祓いの流れ」という動画がありましたので、貼っておきます。
この動画に出てくる女性は、清潔感あるアイボリーのスーツを着用されています。参考にしてみて下さい^^
以上、お祓いの服装についてみてきましたが、そもそもお祓いとは何なのか・・・についてもみていきましょう。
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お祓いとは?

お祓いをwikipediaで見てみると、
祓(はらえ、はらい)は、神道の宗教行為で、天津罪・国津罪などの罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神事・呪術である。
祓の神事を行うことを、修祓(しゅばつ、しゅうほつ)という。
一般に、神前での祈祷を、災厄除けの祈祷(本来の意味の「祓」)以外のものも含めて「お祓い」という。また、神社が頒布する災厄除けの神札も「お祓い」と呼ばれる。
引用元:wikipedia
と書かれています。
ややこしいですが、神社で神職の方が行うご祈祷やご祈願=お祓いということですね。
良く悪いことが続くと、
お祓いしてもらったら?
なーんて言ったりしますが、このお祓いの方はこの記事でいう「お祓い」とは意味が違いますので注意して下さい。
「祓(はらい)」は、古くは日本書紀に記述が見られます。
こう見ると、祓いにはたくさんの意味が含まれていることがわかります。
普段あまり良く考えずに「お祓い」と使っていますが、起源も古く、たくさんの人々の願いや祈りといった深い意味が込められている言葉だったんですね。
気になる六曜(大安など)がいつなのか・・・はこちらに記載しています。
→『九星カレンダー2019(平成31年・令和元年)!無料ダウンロード&印刷OK!』
まとめ
いかがでしたでしょうか?神社にお祓いに行く際の服装のマナーについてまとめてみました。
- 普段着で行くのはNG
- 足元も抜かりなく
- 神様に失礼のない服装を心がける
フォーマルな格好も慶弔関係が殆どなので、こういう機会にビシッとした格好が出来るのは嬉しく思います。
人は見た目・・・ではありませんが、清潔な服にきちんとした身なりをすると自然と気持ちにも気合が入り、姿勢も良くなる気がします。
また、厄除けやお宮参りなどは、家族の幸せなどのために行うものですから、失礼のない格好で・・・というのは当たり前のことなのかもしれません。
マナーに気を付けてお祓いをしてきてくださいね。
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