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パンを食べると眠くなる?パン断ち1ヶ月継続中の私の考察



TVや雑誌で「糖質制限」が叫ばれている昨今、様々ある糖質の中でも「パンがよくない!」という意見を良く耳にします。


私はパンが好きなのですが、確かにパンを朝食べると余計にお腹が空くし、朝も昼もパンを食べた日はなぜだかとっーても眠いし、体のだるさもなんとなくあるような・・・


まぁ自分の体調もありますから、気のせいと言われればそうかもしれないのですが、試しにパンを1ヶ月やめてみたところ、昼すぎの眠気がちょっとはマシになった気もしてきて、「うーん、これは何故なのか調べないと!」と思ったわけです。


なので今回は、パンを食べると眠くなるのは何故なのか?ということについて調べてみました。


パンを食べた後の不調(眠気や疲れなど)に悩んでいる方は、是非ご覧下さい!


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パンを食べると眠くなるのは何故?

パンを食べると眠くなる原因は以下の4つあります。

  1. 糖質の取り過ぎ
  2. 血糖値の調節異常
  3. インスリンの働きが弱まっている
  4. 小麦には中毒性がある?
それでは1つずつ詳しくみていきましょう。


1.糖質の取り過ぎ



通常、私たちはの血糖は、食後緩やかに上昇します。


しかし、糖質を取り過ぎると食事で摂取された糖質を処理しきれず、血糖が急激に上昇してしまう状況、過血糖(高血糖) 状態に陥ります。


普通であれば、インスリンというホルモンが正常に分泌され、約2時間程度で通常の血糖に戻りますが、この機能が追いつかない状態になると過血糖を引き起こします。


そして過血糖は、急激な眠気や倦怠感、精神的に不安定になる などの症状を引き起こすのです。




2.血糖値の調節異常



前項にも書きましたが、糖質の取り過ぎや過食で一気に血糖が上昇すると、インスリンの分泌が追いつかなくなる過血糖という状態になります。


こういった状態が続くと、血糖に相応するインスリンの分泌が追いつかなくなり、慢性的なインスリン分泌不足 となります。


こうなると、毎食糖質を取り過ぎなくても、過血糖になり、眠気や倦怠感を引き起こしてしまうのです。



また慢性的なインスリン分泌不足は、糖尿病性ケトアシドーシスの発症(ペットボトル症候群)を引き起こしたりします。


ペットボトル症候群とは、

ペットボトル症候群(ペットボトルしょうこうぐん、英語: PET bottle syndrome)とは、スポーツドリンク、清涼飲料水などを大量に飲み続けることによっておこる急性の糖尿病である。正式名称はソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトアシドーシス。清涼飲料水ケトーシスとも呼ぶこともある。ソフトドリンクやスポーツドリンクの急激な大量摂取だけでなく、みかんの缶詰やアイスクリームなどの糖分の多い食品の大量摂食でも発症することが報告されている[1]。

引用元:wikipedia




一度に食べる食事の量がつい多くなってしまう、糖質を取り過ぎてしまう、という人は要注意です。



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3.インスリンの働きが弱まっている



糖質の取り過ぎや過食が、慢性的なインスリン不足を招くと膵臓のインスリン分泌能力が疲弊してきます。


つまり、インスリンの働き自体が弱まってくるのです。


それもまた過血糖を招き、眠気や倦怠感を引き起こしてしまいます。





4.小麦には中毒性がある?



一部では、小麦(グルテン)には中毒性がある と言われています。


これには「ウソでしょ!」という人もいるかもしれませんが、実体験から言うと「そういうのあるかも!」という考えが私にはあります。


また、小麦にはセロトニン(幸せホルモン)を分泌したり空腹中枢を刺激したりする作用があるとも言われています。


「パンは食べだすと止まらない」


のはこのせいなのかもしれません。


あと1個、もう1個・・・とついつい食べてしまいます。


しかしパン断ちをしてみると、意外に平気であんなに食べたかったパンですが、食べなくても平気なのです。


スーパーに行ってはパンを買ってしまい、ついついパン屋に行きたくなり、たくさん買ってたくさん食べてしまう・・・という生活をしていたのがウソのように、「パンを食べたい!」という気持ちが沸かなくなりました。


もちろん、この説にははっきりした科学的根拠があるわけでもないので、信じない人はそれはそれでOKです。


しかし、


パンが好きでついつい食べすぎてしまう
パンを食べたあとの眠気をどうにかしたい



という方は、パンを絶ってみる、というのも一度試す価値はあるのかな~と思います。


それに私はこれから先、糖質制限は無理でも「パンを食べない生活」というのは続けられる気がします。






では次に、気になる「食品別の糖質の量」 をチェックしていきましょう。


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糖質の量一覧



主な食品の糖質の量一覧です。


  • 白米ごはん1杯(150g)・・・ 55.2g
  • 玄米ごはん1杯(150g)・・・ 51.3g
  • 食パン6枚切り1枚(60g)・・・ 26.8g
  • クロワッサン1個(30g)・・・ 12.0g
  • ライ麦パン1切れ(30g) ・・・ 14.1
  • うどん1玉(250g)・・・ 52.0g
  • ラーメン1玉(130g)・・ ・69g
  • そば(170g)・・・ 40.8g
  • スパゲッティ(80g) ・・・ 55.6g
  • そうめん1束(50g) ・・・ 35.1g
  • 肉まん1個(80g) ・・・ 39.8g
  • 鶏卵1個(50g) ・・・ 0.2g
  • さつまいも1個(180g) ・・・ 52.5g
  • じゃがいも1個(120g) ・・・ 19.6g
  • 脂身つき牛バラ肉(100g) ・・・ 0.1g
  • 豚バラ肉(100g) ・・・ 0.1g
  • バナナ1本(100g) ・・・ 21.4g
  • メロン1/4個(100g) ・・・ 9.8g

ご飯1杯とパン2枚(6枚切り)は同じくらいの糖質を摂取することになります。


腹持ちを考えるとご飯を選択した方が良さそうです。


また、そうめんって意外と糖質が高いですね!


カロリーで言うと高くはありませんが、糖質の面で言うと取り過ぎに注意ということになります。


こんな過激なタイトルの本もありました・・・7日で2.5kg・・・私は痩せてません^^;笑
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まとめ

いかがでしたでしょうか?


  • 糖質を取り過ぎると過血糖になり、眠気や倦怠感の症状が出る
  • パンには中毒性があると言われている


ということがわかりました。


もちろんパン自体に、睡眠効果があるわけではありません。


パンを食べたり取り過ぎたりすることにより、複合的に眠気や倦怠感が増す・・・ということです。


また、糖質が含まれているのはパンだけではありませんから、単純にパンだけを食事からカットしても、その分ご飯やパスタをバカ食いしてしまっては、意味がありません。


しかし、日本人の私たちにとってお米を食べない!というのはハードルが高いですが、パンをやめてみる、ということからスタートするのはとっかかりやすいのではないでしょうか?


パンを食べていても眠くもならないし、体は調子いいからやめる必要はない!という人はもちろんいらっしゃるでしょうし、そういう人はそれはそれで羨ましいです^^


私はダイエットのためにも、とりあえずパン断ち生活、続けてみたいと思います!

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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の40代(専業主婦)

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