【アトピー体験記①】今までの経過と完治までの道のり
私には子どもが2人いるのですが、最近下の娘の方の汗疹(あせも)が中々良くなりませんで。
娘自身はそこまで気にしてないようですが、娘を見ていると辛かった自分のことを思い出して悶々としています。
以前書いた記事、『手湿疹を完治できた方法!私が試した4つのこと!』でも少し書いていますが、私自身アトピーで苦しんだ過去があります。
今現在は『完治』と言ってもいいぐらいだと自分で思っていますが、娘の汗疹を見てすごく気にする自分は、精神的には完治していないのだな~と思ったりもします^^;
今回はそんな私のアトピー体験記として、今までの経過と完治までの道のりをまとめてみることにしました。
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【アトピー体験記①】今までの道のり
今までのことを、下記順にまとめてみました。- 幼少期のころの記憶
- 高校生の時に悪化
- 成人してまた悪化
- 今現在
幼少期の頃のことは、記憶が曖昧な部分もありますが、ご了承下さい。
1.幼少期のころの記憶

(1歳のころの私です。つるつるお肌^^)
幼少期のころは特にアトピーが酷かった記憶はありません。
ただ、夏になると腕と足の間接部分に汗疹は出ていた記憶があります。
酷い時は、両親が市販のステロイド剤(フル○ート)を塗っていてくれて、それを塗るとウソのようにあっという間に治るので、私の中で『ステロイド=すごい薬』という認識が生まれました。
なので、虫刺されやちょっとした湿疹が出ていたら、すぐに自分で塗っていた覚えがあります。
んで、小学校高学年になると汗疹の代わり?に水イボが出来てしまい、しばらくはそれで悩むことになります。
液体窒素を使った治療が痛くて、跡も酷いし、体育の時間が苦痛で仕方ありませんでした。
でもそれも、中学生になると自然と良くなり、しばらくは痒さとは無縁の生活を送ります。
ただ肌は敏感で、猫を抱っこしたりすると、湿疹が出て痒くて痒くて氷で冷やして・・・としたことがありました。
小学校高学年の時に犬(チワワ)を飼いだしたのですが、犬を飼いだしたことで悪化したとかはありませんでした。
猫にはアレルギー症状(くしゃみや鼻水、目がかゆくなる)ということはあったので、自然と猫を飼っていたおばあちゃんにち遊びに行く回数が減りましたね~^^;
食べ物は特に好き嫌いもなく、何でも食べていました。
ただ父親がファーストフードが嫌いだったので、マクドナルドなんかは中学生になるまで食べたことはありませんでした。
ジュースやお菓子も特に好きだった覚えはないのですが、アイスクリームは好きで夏も冬も良く食べていました。
朝ごはんは洋食好きの母親の影響で、食パンと紅茶というのがルーティーン。
運動は特にしていなかったのですが痩せ型で、地黒だったので親戚のおじさんとかに「ごぼうみたい~」と良く言われていました^^;
喘息とかはなく、肌が弱い以外は風邪もあまくりひかず丈夫な子どもだったと思います。
2.高校生の時に悪化
高校生になり、年が離れた姉の影響で基礎化粧品を使うようになったからか、ニキビとも無縁の生活。友人にも「ほんと、肌が綺麗だね~」 と言われたりしました。
しかし、高校一年生の秋ぐらいから乾燥(今覚えば)からくる痒みで、首や背中太ももなどが痒くなり、その場しのぎで市販のステロイドを慢性的に使用するようになります。
両親はそんな私の状況に気付いていたのかいなかったのかわかりませんが、春になって薄着になる頃には、朝晩ほぼ全身(顔以外)に塗らないと、生活出来ないようになっていました。
ステロイドも一週間に2~3本は使用していたと思います。
このままじゃ半そで着れない!春休み明けに学校に行けない!ととうとう両親に打ち明けました。
実は父親も若い頃にアトピーで苦しんでいて、大分県別府市の温泉に湯治に行って治ったので、すぐに別府に行こう!と、一週間ぐらい別府の旅館にお世話になりました。
別府では、朝昼晩と温泉に入る生活です。
お湯につかるのはとても疲れるので、朝起きては、
温泉 ⇒ 朝食 ⇒ 温泉 ⇒ 一眠り ⇒ 昼食 ⇒ 温泉 ⇒ お昼寝 ⇒ 夜ご飯 ⇒ 温泉 ・・・
という生活を送りました。
今みたいに携帯やスマホなんてない時代ですから、行く前に書店によって本をたくさん買った記憶があります。
旅館にもミステリーや漫画が置いてあって、ほぼ読了してましたね~。
1週間経つ頃には、ウソみたいに良くなったのですが、油断すると痒さが蘇るような状態でした。(わかりますかね?)
皮膚が薄い感じで、ちょっとした刺激で痒くなりそうな湿疹が出来そうなそんな感じです。
しかし、生活は出来る感じでしたので帰宅し、学校にもちゃんと通うことが出来ました。
その頃の写真はあまり残っていないのですが、私の場合首から下のアトピーが酷いだけで、逆に言うと顔はまったくの無傷。
顔だけ見たら誰もアトピーとはわからなかったと思います。
湯治から戻ってきた後は一進一退という感じで、良くもならなければ悪くもならない感じでしたが、ちゃんと恋愛はしていました。笑
彼氏も出来ていたし、ダブルデートなんかしたりして、それなりに青春は送っていました。
ただ。、の頃ステロイドを使ってたかどうかはあまり覚えてないんですよね~。
ネットがない時代なので、「ストロイド=副作用がひどい」 ということもわからなかったと思うし、でも体感でステロイドは魔法の薬じゃない、これを使っても良くはならない、ということはわかっていたと思います。
※ステロイドに関しては色々意見があると思います。私は今はストロイドは絶対ダメ!とは思っていません。
肌が弱いので、日焼け止めは塗れないし、ルーズソックスを止めるノリみたいなのでも痒みが出て、色々と苦労?した覚えがあります。
あとは、制服がブレザーだったのですが、冬は下に大き目のセーターを着て、袖を出して指先しか見えないようにしてまいした。
高校2年生の時の修学旅行が北海道で、夜の入浴時間が嫌だったのと、帰ってきてから乾燥のせいか悪化して、その当時付き合っていた彼氏に心配されました。
「これがいいって聞いたよ」って、クリームかオイルか持ってきてくれたんですよね~家に。
優しいですよね。笑
そのまま三年生になるのですが、汗をかくとひどくなるので真夏の就職活動は苦痛で仕方なかったです。
そんなだからか就職活動もやる気が全くなく(言い訳)、結局就職も決まらず、家の仕事(自営)を手伝うようになりました。
でも、家の仕事が体を動かすことが良かったのか、しばらくは調子が良く、夏も半そでを普通に着ていました。
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3.成人してまた悪化

(↑20歳ころ。イッセー尾方さんの1人芝居を見に行ったのです^^首が酷かったので、このころこんなバンダナを良く巻いていました。腕はちらほら出ていますね)
家の仕事を手伝うようになって約一年、知人の紹介で仕事が決まり、働くようになります。
事務だったのですが、忙しくないし少人数の職場だしいい人ばっかりだし・・・でストレスも何もなかったと思うのですが、何故か悪化しました。
そしてそれを見かねた父が、また私を別府に送ります。
約一週間過ごして、また高校生の頃と同じような状況で帰宅。
そのあとから1人暮らしをするようになり、自炊をするようになってから食生活に気をつけるようになりました。
飲み会に行っても野菜やサラダは意識的に摂るようにして、ビタミンCなどのサプリも摂るようにしました。
会社は変わらなかったのですが、人数が多い職場へと異動になり、飲み会も増えたのですが、めちゃくちゃ悪化することもなくやはり一進一退。
季節の変わり目にはブツブツが出来たり、ひどい時は痒くて夜寝れなかったり・・・
でもステロイドは使用していませんでした。
皮膚科にもかからなかったし、会社の人や友人にも何か言われたことはなかったです。
その頃、新しい職場では、毎朝ヤクルトさんが来るんですけど、そこでヤクルトなどの乳製品を毎日摂るようになりました。
食生活は気をつけていましたが、腸内環境など意識したことがなく、ヤクルトやヨーグルトなど意識的に摂ったことはなかったんです。
このヤクルトが今になって思えば良かったのかな~と思っていますが、その頃はお肌にいいから・・・ではなく、ただ何なとなく小腹すいたし買っとこーかなーという感じでしたね。
あとは、会社の人に誘われてゴルフを始め運動するようにもなりました。
そして、23歳ぐらいのころに、なんと麻疹(はしか)になってしまったんです!
その時のことはこちらに詳しく書いています↓
『麻疹(はしか)の大人の症状は酷い!実際に入院した私の経験談』
その時一週間ほど入院しまして、3日ほど絶食状態になったんです。
絶食が良かったのかわかりませんが、退院してしばらくは麻疹の後遺症で肌に赤みや痒みがあったのですが、悪いものが一気に出た感じで、アトピーか一気に良くなりました。
アトピーの人のブログなどを読むと、風邪をひくと悪くなる、という方がいらっしゃるのですが、元々私はその逆で、風邪をひいたり高熱が出たりすると、すっきり肌の状態も良くなるんですよね。
これって結局今思えば、何も食べないのが良かったのかな・・・とも思ったり。(自論ですから、安易に真似はしないでくださいね!)
それからは、ゴルフも続け、岩盤浴に通うようになり(これも良かったと思っています)、特にアトピーが悪化することなく、今に至ります。
4.今現在
なんか文章で書くとそこまで酷くないようですが、湯治に行った時は本当に酷くて夜は寝れないし、朝起きたら爪の間は自分の皮膚片で黒くなっているし・・・で、痒くない人が羨ましくて羨ましくてしょうがありませんでした。今ではアトピーとは見えないでしょうしが、30代、40代と今まで肌トラブルは常につきもの。
手湿疹には約10年近く悩まされましたし、その際は病院に通いステロイドも使用しました。
結婚式前に、ちょっとした刺激から首元に湿疹が出て酷くなった時もストロイドで一気に治しました。
妊娠中にのじんましんが出た時もステロイドを塗りました(効果はありませんでしたが^^;『妊娠中のかゆみ!全身を襲うかゆみを止める5つの方法!』)
なので、『ステロイド=悪』だとは思っていません。
ただ何となく、体感ですが、これはストロイドを使って治す、これはほっといても治る、これには保湿だけで充分、と判断して過ごしている感じです。
日々の生活について、今気をつけていることなどについては、長くなりそうなので別記事に書きたいと思います!
何か質問等あったら、お気軽にコメントやメッセージ下さい!^^
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