公文(くもん)の月謝は高い?実際に習ってみてわかったこと
※消費税の税率変更に伴い、月謝が変更になりましたので、内容も変更しました。
今年小学四年生のうちの息子は、2017年の初めから2018年まで「公文(くもん)」を習っていました。(今現在は退会しています)
習っていたころ、良く人に聞かれるのは「公文の月謝って高い?」ということです。
子供の習い事って、子供にとっていいことなのか・・・ということも大事ですが、やっぱり月謝の金額が高いかどうなのか・・・というのも、非常に重要な問題ですよね。
というわけで今回は、公文の月謝について、また実際に習ってみてわかったことをまとめてみました。
これから公文を習わせたい!と考えている方は参考になると思いますので、是非ご覧になって下さい^^
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公文の月謝は高い?
公文の月謝は2019年10月現在、全国一律で決まっています。
その他に必要なのは、
- お知らせメール代(100円/月)
また、受講形態は
- 週2回、1教科約30分ほど
- 学習できる教科は、国語、算数、英語など(教室により異なる)
わかりやすく例にすると・・・
月謝の例-1
■小学二年生の子が3教科学習した場合
(東京都・神奈川県)
7,700円×3教科=計23,100円
(上記以外)
7,150円×3教科=計21,450円
(東京都・神奈川県)
7,700円×3教科=計23,100円
(上記以外)
7,150円×3教科=計21,450円
月謝の例-2
■小学二年生の姉が1教科、幼稚園児年長の妹が1教科学習した場合
(東京都・神奈川県)
姉7,700円×1教科=7,700円
妹7,700円×1教科=7,700円 計15,400円
(上記以外)
姉7,100円×1教科=7,150円
妹7,100円×1教科=7,150円 計14,300円
(東京都・神奈川県)
姉7,700円×1教科=7,700円
妹7,700円×1教科=7,700円 計15,400円
(上記以外)
姉7,100円×1教科=7,150円
妹7,100円×1教科=7,150円 計14,300円
となります。
我が家の息子の場合、自分から習いたいと言い出したのですが、当初は
息子
3教科全部習いたい!
と言っていました。
でも3教科習わせると、月に約2万の出費・・・涙
下の娘もお絵かき教室(6,400円/月)、書き方教室(2000円/月)と習っていましたので、そうなると合計で3万近くの出費。
それは無理!と1教科にしてもらいました。
そうして息子が選んだのは算数でした。
公文の先生は
公文の先生
男の子は国語が大事 ですよ
と、耳にタコが出来るほど言うので私も悩みました。
好きな算数を習わせた方がいいのか・・・
苦手な国語を補う方がいいのか・・・
まあ結果的には、好きな分野を伸ばしてもらおう!と思って算数を選んだのですが、それで良かったのかどうかは途中で辞めてしまったのでわかりません。
ただ今のところ、通知表も悪くないしテストの結果もいい方です。
さて、最初の「公文の月謝は高いか?」という答えですが、今現在の私自身の考えで言うと、高い! と思っています。
習っていた期間が約2年間と短期間だったのもありますが、元々算数は悪くなかったのもあります。
苦手だった教科が得意になっていたら、それは公文のおかげ!と言えますよね。
また、私自身も公文を習っていなかったので、公文の良さを実感できていません。
それに正直、のんびり屋の息子には公文の学習は向いてないと思っていたからです^^;
公文の良さを実感出来ていたら、月謝は決して高いとは言えないでしょうが、良さを実感出来てないのでこんな回答となりました。
費用対効果を考えると・・・と言った感じです。
それでは次に、実際に習ってみてわかったことを書いていきます。
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実際に習ってみてわかったこと
それは、以下の4点です。- ルールがたくさん
- 勉強する習慣が身につく
- 教室によって雰囲気が違う
- 向き不向きがある
1.ルールがたくさん
下の娘はお絵かき教室と書き方教室に通っているのですが、その習い事にももちろんルールがあります。しかし公文は他の習い事よりもルールが多い、細かいと感じました。
これは先生の裁量にもよると思いますので、教室によっても違うと思いますが、うちの教室は、
- 宿題は毎日する(まとめてしない)
- 教室主催のイベントにはなるべく参加すること
- 電話利用の際は20円必要
- 筆記用具の貸し出しはNG、貸した場合は後日実費精算
- 検定などはほぼ強制参加
- お知らせメールを入れ忘れると罰金・・・etc・・・
といった感じで細かいルールがたくさんあります。
教室歴も長いようなので、自然とそうなってしまったのでしょうが、正直なところ私自身は少し窮屈に感じる時があります^^;
しかし逆にルールが明確なので、「しっかりした教室だ」と感じる保護者の方もいらっしゃるでしょう。
友人ママも「慣れたらなんてことないよ~」と言っていました。
ここは個人によって、色々と意見が分かれるところだと思います。
2.勉強する習慣が身につく
公文に通って良かったなと思うポイントがこれです。
上記(1.)にも書きましたが、公文の宿題はまとめてはしません。
特別な事情や用事などがない限り、「毎日する」となっています。
次の公文まで3日あって、60枚の宿題が出たら、『20枚/日プリントをする』、ということになります。
うちの息子は土日を挟んだり場合などは、まとめてする時もありますが、基本は毎日。
学校の宿題もそうですが、「宿題はするのが当たり前」となっているので、見たいTVがあっても遊びたくても今までし忘れたことはありません。
通い始めて最初の方は私が「公文の宿題した?」と声かけていましたが、今では声かけしなくても自らプリントをしています。
息子の性格もあるのでしょうが、宿題をする、勉強をする、というのが当たり前の習慣になっているのは親としても嬉しく思います^^
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3.教室によって雰囲気が違う
息子が習っていた教室に通う前に、別の公文の教室に無料体験に行ったことがあります。
結局、家から近い今の教室に決めたのですが、別の教室は先生もゆる~い感じで、アットホームな感じ。
しかし通っていた教室は先生も厳しく、口調もきついので子供の中には「あの先生怖い・・・」と言って敬遠してしまう子もいたようです。
公文と言えばどこでも一緒かな~と思っていたのですが、決してそうではないので、可能な限り通える範囲の教室の無料体験に行って判断することをオススメします。
4.向き不向きがある
公文の学習スタイルは一種独特です。<公文の学習スタイル>
- プリントをする
- 先生に見てもらう
- 答え合わせ(やり直しがあったらやり直し)
- 宿題を見てもらいやり直しがある場合はやり直しをする
- 宿題のプリントを選んで終了
- 家では自分で決めた枚数の宿題をする
国語は習ってないのでわかりませんが、算数はひたすら計算問題。
なので計算する力はつくし、速さも身につきます。
しかし、計算が早い=いいこと、とは言い切れません。
計算するのが早い、クラスで一番に問題が解ける、というのは子供の自信には繋がるかもしれません。しかしそれで応用力がつくのか・・・
なので、子供によっては向き不向きがはっきり分かれるのでは?と思いました。
また、基本はプリントをするだけの自学学習形式なので、先生とのマンツーの指導もそんなにあるとは言えません。
ですので、物足りないと感じている子もいると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?公文の月謝や習ってみてわかったことをまとめてみました。
- 月謝に兄弟割りなど割引はない
- 勉強する習慣が身につく
- 向き不向きがある
- ルールがたくさん=しっかりしている
公文で親が宿題を丸付けすることはありませんが、イベントへの参加、個人面談(2回/年)など、親の出番も多少あります。
なので、ワーキングママにとっては多少、面倒臭さも感じたりするかもしれません。
と、公文だけに限らず習い事全般そうですが、子供の性格や性分、親の考え方などで「合う、合わない」「いい、悪い」と意見は変わりますので、一概には言えませんね。
月謝についても、公文の良さを実感出来てる人からすると高いとは感じないかもしれません。
また、2018年に公文の月謝が改定となり、都市部と地方とで月謝に違いが出ました。
私の住む福岡と、東京と神奈川では550円/月も違います。
これ、大きいですよね!
公文では「27年ぶりの値上げです」 ということを強調してましたが、私的には27年前にすでにこの価格だったことに驚きました^^;
そして結局値上げを機に、我が家は公文を辞める決断をしました。
今は息子は野球を習っていて、学習系のものはならっていません。
しかし、成績は中より上といった感じなので、親としては助かっています。
この今の成績が公文を習っていたために基礎学力がついて・・・なのかどうかまでは、正直わかりませんが、まったくのゼロではないだろう・・・とは思っています。
ただ、来年再来年と息子の成績が下がり、何かお勉強系の習い事をさせよう・・・と思う時が来るかもしれませんが、その際に公文を選択肢に入れることは、現時点ではない・・・でしょう。
少々きついことを書いていますが、今のところそんな感じです^^
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