ゆうちょの定額貯金の引き出し方!種類別で違うので注意しよう
ゆうちょ銀行の定額貯金。
我が家では数年前、何かのキャンペーンの時に薦められていくらか預けたのですが、まぁそのまま預けっぱなし。
預けっぱなしはまぁいいのですが、引き出しってどうやってするのかな?と、常々気になってました。
預け入れるのはすごく簡単だっのたですが、引き出すのに手続きが面倒なら、嫌だな~と思ったのと、簡単ならまた預けてもいいな~と思ったのです。
そこで今回は、ゆうちょの定額貯金の引き出し方法について詳しく調べてみました!
定額貯金を引き出そうかな~と思っている方は、是非参考になると思いますので、どうぞご覧になって下さい。
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ゆうちょの定額貯金の引き出し方法
ゆうちょの定額貯金には、以下の三種類があり、種類によって引き出し方法・条件が違います。- 定額貯金
- 担保定額貯金
- 自動積立定額貯金
ATMで簡単に引き出せたら楽ですが、こればかりはどうしようもないですね。
それぞれ、窓口でどう引き出すかをお伝えしていきますので、一緒に見ていきましょう。
1.定額貯金
引き出し方法は以下の通りです。
- 定額定期貯金証書(赤色)と印鑑を持参して窓口へ行く
- 払戻請求書に必要事項を記入
- 支払金内訳書と現金を受け取って終了
参考までに、払戻請求書の画像を貼っておきます↓※クリックで大きくなります。
引き出す際の、条件や注意事項は次のとおりです。
条件と注意事項
- 口数単位での払い戻しができる
- 1口の預入金額を分割して払戻すことはできない
- 預入から起算して6か月過ぎたら、払戻しができる
- 50万円以上の払い戻しの場合は、本人確認書類の提示が必要
- ATMでは引き出せない
また、口数単位での払い戻しが出来るので、下記のようなことが可能です。
例-1
10万×4口=40万定額貯金している・・・
10万を引き出し、残り30万はそのまま定額貯金として残すことが出来る
10万を引き出し、残り30万はそのまま定額貯金として残すことが出来る
例-2
50万×3口=150万定額貯金している・・・
50万を引き出し、残り100万はそのまま定額貯金として残すことが出来る
50万を引き出し、残り100万はそのまま定額貯金として残すことが出来る
ということは、1口当たりの金額を低くして預け入れた方が、払い戻しの際に引き出し金額の融通がききます。(満期まで払い戻しなんかしない!という人には関係ないかもしれませんか^^)
2.担保定額貯金
引き出し方法は以下の通りです。
- 総合口座通帳(緑色)と印鑑を持参して窓口へ行く
- 払戻請求書に必要事項を記入
- 支払金内訳書と現金を受け取って終了
ただし、引き出し条件が異なります。
条件と注意事項
- 口数単位での払い戻しができない
- 1口の預入金額を分割して払戻すことはできない
- 預入から起算して6か月過ぎたら、払戻しができる
- 50万円以上の払い戻しの場合は、本人確認書類の提示が必要
- ATMでは引き出せない
管理人
1.の定額貯金と違い、口数単位での払い戻しが出来ませんので、引き出す時は全額引き出さなければいけません。
私は今、この担保定額貯金を行っていますので、「引き出す際は全額引き出し」 ということになります^^;
満期になる前に引き出す必要が出てきたら、利息は普通預金並み・・・ということもありますので、実質、定額貯金に預け入れる意味がない、とも言えます。(すぐには引き出すことが出来ないので、すぐに引き出してしまって貯金が中々出来ない、という人にはいいと思います)
また、担保定額貯金には専用の通帳はなく、総合口座の通帳に預け入れられるので、引き出しも総合口座の通帳で行います。(総合口座通帳の後ろの方に記載欄があります)
↓これが記載ページです(クリックで大きくなります)
引き出し方の例としては・・・
例-1
50万×3口=150万定額貯金していて、50万必要・・・
150万全額引き出し、その後100万を再度定額貯金として預け入れる
150万全額引き出し、その後100万を再度定額貯金として預け入れる
この場合、また預入申込書を書かなければいけませんし、満期日もまた再度預け入れした日から起算・・・ということになります。
これだと、口数を設定する意味がないと思ったのですが・・・口数によって利息の計算が違ってきます。
例えば、同じ10万を預け入れるにしても(金利が3.5%の場合)
- 1万円を10口預け入れた場合 ⇒ 1万円×0.035%=3.5円=3円×10口=30円
- 10万円を1口預け入れた場合 ⇒ 10万円×0.035%=35円×1口=35円
35円-30円=5円の差が出る
ということになります。
まぁ今は超低金利の時代なので、あまり関係ないと言えば関係ないのかもしれませんが・・・涙
参考までに、今のゆうちょの金利一覧はこちら → 金利一覧
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3.自動積立定額貯金
引き出し方法は以下の通りです。
- 自動積立定額定期貯金証書(ピンク)と印鑑を持参して窓口へ行く
- 払戻請求書に必要事項を記入
- 支払金内訳書と現金を受け取って終了
条件と注意事項
- 口数単位での払い戻しが可能
- 1口の預入金額を分割して払戻すことはできない
- 預入から起算して6か月過ぎたら、払戻しができる
- 50万円以上の払い戻しの場合は、本人確認書類の提示が必要
- ATMでは引き出せない
口数単位での払い戻しが可能ですので、
例-1
1万×2口=2万を毎月自動積立定額貯金している・・・
1年後、12万を引き出し、残り12万はそのまま残すことが出来る
1年後、12万を引き出し、残り12万はそのまま残すことが出来る
こんなこともできます。
また、どの定額貯金も「預入から起算して6か月過ぎたら、払戻しができる」と書いていますが、6ヶ月過ぎてなくても解約は可能です。
ただしその場合、利息は普通貯金並みとなります。涙
では最後に、この定額貯金の引き出しが代理人でも能かどうか・・・についても書いていきますね。
代理人でも引き出しは可能?
代理人でも引き出しは可能です!
ただし、注意事項があります。
- 委任状が必要
- 代理人の印鑑と本人確認書類が必要
- 払戻金額が100万円を超える場合は、預金者(名義人)の本人確認書類が必要
- 払戻しの際に、預金者へ電話にて確認する場合がある※確認が取れない場合は払戻しは出来ない
委任状が必要な方はこちらからどうぞ → ゆうちょHP「委任状」
まとめ
いかがでしたでしょうか?ゆうちょの定額貯金の引き出し方法についてまとめてみました。
- 定額貯金の種類によって引き出し方法・条件が異なる
- ATMでは引き出すことが出来ない
- 6ヶ月経たなくても引き出せる
定額貯金などの金融商品は、引き出すタイミングや方法が面倒臭いんじゃないか・・・と思っていたのですが、窓口に行けば簡単&すぐに出来ることがわかったので、とりあえずホッとしました(。・∀・。)
これから先、いつ現金が必要になるかわかりませんからね・・・
あとは、もっと金利がいい商品が出てくれたら、預けがいもあるというものなのですが・・・涙
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