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観葉植物にキノコが生えた!生える原因と種類について徹底考察


ある梅雨時期のこと。

夕方ふと室内に置いてある観葉植物(ドラセナ)を見てみると、なんと!


真っ白な立派なキノコが生えている!!!
(上記の画像がソレです。)


思わず「ヒィッ」 と声が出てしまい、息子が「なにごと?」とびっくりしたほどでした。


そのキノコは白く大きく、小さいのから大きいのまで計5本ぐらい、植木の片隅に生えていました。


その白くて怪しい物体は見るのもおぞましく、菌を飛ばして他の観葉植物にも生えてはいけない!と思った私は、即効で処分!


これで平和な日々が・・・と思ったのですが、思ったのは、


「昨日見た時には確かなかったはず・・・一晩でこんなに成長するの?」
「また生えてきたらどうしよう?」
「てか、どうしてキノコが生えてきたの?」
「子供たちの体に害はないよね?」



などなど。


というわけで今回はこの、観葉植物にキノコが生えた問題について、徹底考察していきます!





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観葉植物にキノコが生えた!生える原因と種類について徹底考察

この観葉植物にキノコが生えた問題について、下記項目ごとに徹底考察していきますね。

  1. キノコが生えた原因は?
  2. 生えたキノコの種類は何?
  3. 生えたキノコに害はある?
  4. キノコの駆除の方法
  5. 生えないようにする対策はある?
それでは1つずつチェックしていきましょう。


1.キノコが生えた原因は?



まずは、キノコが生える条件を書いておきますね。


キノコが生える条件
  • 沢の近くなど、湿気の多い場所
  • 切り株・倒木がある場所
  • 落ち葉の積もった場所
  • 北または東向きの斜面など、日当たりが悪い場所


湿気が大好物!ってことですね。


また、キノコの菌(胞子) は窓からでも入ってきます。


なので、リビングに置いてある植木でも、ベランダに置いてあるプランターでも、この条件が揃えば生えてくるってことです。


あと、植木屋さんでちらと聞いてみたのですが、まれに「購入した土(腐葉土)に胞子が混じっている」ことも考えられなくもないとか・・・


目には見えませんからね、確かにありそうです。


あとは、植え替えの時に胞子が入り込んだ、ということです。


つまり、観葉植物にキノコが生える原因は、


  • 加湿
  • 土に胞子が混じっていた
  • 植え替えの時に胞子が入った


この3つが考えられます。


実際に我が家でも、梅雨のジメジメした時期でしたし、キノコが生えたのは数日前に水をあげたばかりの植木・・・


リビングの真ん中に置いていたので、決して日当たりもいい場所とは言えず、悪条件が重なったのだと思います。


ということはこれからも生えてくる可能性大ということですね!



観葉植物に植木が生えてきている動画があったので、貼っておきます↓


たった6時間でこんなに大きくなるんですね・・・ほっといたらあっという間に増えていきそうですよね。


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2.生えたキノコの種類は何?

観葉植物に生えたキノコについて、色々と調べていたら、生えるキノコも多種多様ということがわかりました。


我が家のドラセナに生えたキノコがどの種類だったのかは、調べ切れなかったのですが、生えてくるキノコの色としては白・茶色・黄色などが多いようです。


また、ベニテングダケのような赤いキノコ・・・というのが生えてくることはまずないようで、安心ですね^^



観葉植物やプランターなどに生えてくるキノコについて、代表的なもの3つを紹介していきますね。


コガネキヌカラカサタケ
【分類】
ハラタケ目ハラタケ科

【概要】
熱帯性、夏から秋にかけ植え込み、芝生上、室内の植木鉢などあらゆる場所に発生する。傘は綿くず状の片鱗に覆われ、高さは7cmほど。
腐葉土など養分の多い土壌を好み、本州でも見られるが自生はせず、熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生することが多い。子実体の色は白褐色から黄色になる。

【食毒】
食毒不明のため、食べるべきではない。


コガネキヌカラカサタケが生えてくる様子の動画です↓


黄色がすごい黄色・・・汗(どんな表現!)

これはアロエですかね、アロエなんか乾燥してそうですけどね・・・



キコガサタケ


【分類】
オキナタケ科/コガサタケ属

【概要】
初夏から秋にかけ芝生、草地などに発生する小型のきのこ。
高さ11~12cmで、釣り鐘型。
表面は平滑で粘性はなく、成長すると縁部はやや反り返る。
きのこの傘が黄色く小さいことから「キコガサ(黄小傘)タケ(茸)」と名付けられている。

【食毒】
食毒不明のため、食べるべきではない。




ヒトヨタケ
【分類】
ハラタケ目ナヨタケ科ヒトヨタケ属

【概要】
春から秋に広葉樹の枯れ木や埋もれ木に発生する腐生菌である。
傘は灰色で細かい鱗片があり、ひだは初め白色で、胞子が成熟するにつれ、黒色に変わっる。
名前の由来は、成熟したら自己消化により次第に黒インクのように液化することからついた。

【食毒】
液化する前は食用になり美味であるとされるが、酒類を飲む前後に食べると中毒症状を呈するので注意。


ヒトヨタケが液化する様子の動画です↓


すごい・・・!知識がなくてこれを実際見たら、わたしきっと叫んでます。泣




きのこ図鑑がありました!心惹かれる自分がいます^^;↓




3.生えたキノコに害はある?



一般的に、害はありません。


観葉植物に生えたキノコが、


  • 植物の生育に悪影響を与える
  • 人体に悪影響を与える



などは、ないようなので安心してください。


キノコは菌(胞子)で増えていく生き物です。


目に見えないものてすからわかりませんが、そこら中にあるはず(公園や庭など)です。


もし、キノコの胞子が悪さをするのなら、森林や公園に生えているキノコもOUTということになります。


しかし!目に見えないものだからこその怖さはありますよね。


悪さはしない・・・だけど、家の中の観葉植物がキノコだらけになっても困ります(気持ち悪い)し、何かしら悪影響があるんじゃないか?と思うのもわかります。


ですので、気になる方は「即効駆除!」するのが一番です。



4.キノコの駆除の方法

キノコが可愛くて大好き!という方もいらっしゃると思いますが、大抵の人は私と同じ反応「鉢植えに生えたキノコはすぐに処分!」をすると思います。


そんな方のために、駆除方法をご紹介しますね。


それは、

  • ごっそり取る(念のためゴム手袋つける)
  • 観葉植物に使える農薬(殺菌剤)を使う

です。


しかし、下記のような意見も見られました。


放っておいたら自然に枯れますよ



時間が経てば消えてなくなるので、気にしないことが一番!



前述したように、人体や植物に悪影響はないので、キノコが気にならない人は放っておいてもいいと思います。


しかし、明らかにキノコが生え出して植物に元気がない、など何か症状が見られる場合は、上記の方法で駆除しましょう!




5.生えないようにする対策はある?

キノコが生えないようにする対策をご紹介しますね。

  1. 天気がいい日に天日干し
  2. 水遣りは控える
  3. 土の表面をバーミキュライトなど無機質のもので覆う

一番手っ取り早いのは、1ですね!


私も、キノコが生えたドラセナ、天気が良い日はベランダで過ごさせるようにし、水遣りを控えめにしてたら、気が付いたらキノコが生えなくなっていました。


まぁ梅雨時期が終わり、加湿状態から自然と抜け出せたのもあったんでしょうが・・・


またキノコは有機物をエサに生えてきますので、バーミキュライト・赤玉土などの無機系の土で覆うと生えにくくなります。



我が家の現在のドラセナです↓



今はキノコの跡形もありません・・・



まとめ

いかがでしたでしょうか?


  • 条件が揃えば観葉植物にもキノコが生える
  • 人体や植物に悪影響はない
  • キノコ対策は加湿に気をつけること

ということがわかりました。


ぶなしめじやエリンギなど私はきのこ大好きで、料理にも良く使うんですが、あの観葉植物に生えたキノコは何ともしれない不気味さを感じました・・・


ネットを見ていると、果敢にも観葉植物に生えたキノコを調理して食べている方もいらっしゃるんですが、私には絶対出来ません!!


なので次に生えてきても即効取ります!


でも、気持ち悪いからもう生えないでくれ~!というのが切実な願いです・・・

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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の40代(専業主婦)

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