干支にまつわる迷信や言い伝え!いろいろ集めてみました
みなさんは自分の干支って知ってますか?
私は巳年(年がばれる・・^^;)で、母も巳年なのですが、小さな頃に言われていたのは「家族の中に同じ干支が3人いるといいんだよ」 って言葉。
いわゆる迷信ですね!
この手の迷信や言い伝えって、色々聞くのですがどうしてそう言われるようになったのか、ということまでは中々聞きません。
なので今回は、干支にまつわる迷信や言い伝えを色々と集めてみました。
また、そう言われるようになった理由も調べてみましたので、覗いてみて下さい^^
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干支にまつわる迷信や言い伝え7つ
私が人から聞いたり、調べたりしてわかった迷信や言い伝えは以下の7つです!- 家に同じ干支が3人いると良い?
- 丙午の女性は気性が激しい?
- 辰年と巳年は景気が良くなる?
- 未年生まれの女性は意気盛ん?
- 巳年生まれの人がいる家に、つばめは巣を作らない?
- 1つの家庭の中に、巳年、寅年、申年、が揃ってはいけない?
- 九星の年が五黄土星の寅年は気が強い女性になる?
1.家に同じ干支が3人いると良い?
これは冒頭に書いたものですが、色々と調べてみたのですが、そう言われるようになった根拠はわかりませんでした。ただし、
同じ干支が3人いる = 3世代続く = 家が栄えている
という意味ではないかと、私は思いました。3世代続く・・というのは簡単なようで中々難しいですよね。
私の実家も私と姉の2人姉妹で結婚して家を出たので、実家は父の代で・・・ということになりましたし、そんな家庭はザラにあるでしょう。
家が繁栄している、して欲しい、という意味や願いを込めて、そう言い出したのではないでしょうか?
2.丙午の女性は気性が激しい?
これは元々江戸時代初期の「丙午の年には火災が多い」 という迷信と、有名な江戸時代の「八百屋お七」 (恋人に会いたい一心で放火事件を起こした少女)が丙午生まれだったため、そう言われるようになりました。
お七の話は、悲恋の物語でありますが、自分の思いを遂げるためには手段を選ばない・・・という盲目的な一面もあります。
そんなお七の情熱的でもあり周りを省みない性格から、『丙午の女性は気性が激しい』と、言われるようになったのでしょう。
また、最近では1966年が丙午になりますが、この年の出生率は前年に比べて25%下がっています。
このことから「丙午迷信」 は、つい最近まで深く信じられていたことがわかります。
丙午の迷信についてはこちらに詳しく書いています↓
『丙午(ひのえうま)の迷信の意味とは?八百屋お七ってホントの話?』
3.辰年と巳年は景気が良くなる?
これは株の格言の一部からきています。
辰年と巳年は高値を付けるという株式相場の格言の一部。
辰巳天井の格言には続きがあり、「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁栄、丑つまづき、寅千里を走る、卯跳ねる。」という。
辰巳天井の格言では、2012年と2013年が辰年、巳年であるため株価は高値を付け、2014年の午年には下降することになる。
ちなみに、1950年から2012年までの辰年のうち、日経平均が上昇した年は1952年、1976年、1988年、2012年の4回で、下降した年は1964年、2000年の2回だった。
また、巳年で上昇した年は1953年、1965年、1989年の3回で、下降した年は1977年、2001年の2回だった。
引用元:weblio辞書
12年で一巡する株の相場(景気) と干支のサイクルが合うため、こう表現されだしたみたいです。
また実際に、辰年と巳年には高値をつけているんですよね・・・面白いですよね!
次に辰年がくるのは2024年・・・それまでに株を買っとけ、って話ですが、そんな長期的なスパンで考えることが出来ないのが貧乏人の証拠なんでしょうね~^^;
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4.未年生まれの女性は意気盛ん?
未(ひつじ)・・と聞くと柔和で優しい女性をついつい想像してしまいますが、なぜこんな迷信が生まれたのでしょう?
調べてみたところ、「これだっ!」というはっきりした説はありませんでしたが、考えられる原因は3つ。
- 「紙=紙幣」と考えた場合、未(ひつじ)は紙を食べる ⇒ 浪費する
- 未年の前年は丙午。お腹に命を宿した時に丙午だったから
- 「未の月」は初夏、「未の刻」は午後2時で1日でもっとも高温となる時間だから
これらのことから、未年生まれの女性は気が強く浪費家で・・・と言われるようになっのでは?と思います。
5.巳年生まれの人がいる家に、つばめは巣を作らない?
これは単純に鳥(つばめ)がヘビ(巳年)を嫌がるから・・・という理由からきているようです。
ちなみに我が家は私が巳年生まれなのですが、私が子供の頃、実家の軒下には毎年つばめが巣を作りに来ていました~。
6.1つの家庭の中に、巳年、寅年、申年、が揃ってはいけない?
これは語呂合わせから来ています。「み(巳)、とら(寅)、ざる(申)」= 「みとらざる」
「看取らざる」と言われ、この年生まれが揃うと人の死に目に合えない、看取ってもらえない、などと言われるようになったようです。
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7.九星の年が五黄土星の寅年は気が強い女性になる?
九星の年が五黄土星の寅年は、「五黄(ごおう・ごこう)の寅」 とも呼ばれ、気が強い女性が産まれるそうです。
一説には、丙午と同じくらい激しく強いといわれています。
九星の中でも五黄土星は強運の星であり「独立と統制の星」とも言われ、支配者とし君臨すると言われるほど別格に扱われます。
また、最強の肉食動物であるトラは強さの象徴。
寅年生まれは独立心が旺盛で、強引、我が強く攻撃的で信念を曲げない性格、と言われています。
この最強の五黄土星と寅年が合わさるわけですから、『気が強い』と言われるのもなんだかわかりますね^^;
五黄の寅は36年周期 で巡ってきます。
九星は立春を初めとした1年で考えるので、あてはまるのは、以下の年月になります。
- 1914年(大正3年)2月5日〜1915年(大正4年)2月4日
- 1950年(昭和25年)2月4日〜1951年(昭和26年)2月4日
- 1986年(昭和61年)2月4日〜1987年(昭和62年)2月3日
- 次回・・・2022年
ちなみに私の周りではこの年生まれの人がいないので、現実はどうなのか・・・ちょっと検証できないのですが、有名人や芸能人では誰がいるのか調べてみました!
五黄の寅生まれの有名人
- 神田沙也加さん(1986年10月1日生まれ)
- 上野樹里さん(1986年5月25日生まれ)
- 石原さとみさん(1986年12月24日生まれ)
- 沢尻エリカさん(1986年4月8日生まれ)
- 北川景子さん(1986年8月22日生まれ)
- 杏さん(1986年4月14日生まれ)
- レディー・ガガさん(1986年3月28日)
- 和田アキ子さん(1950年4月10日生まれ)
- 奈美悦子さん(1950年12月27日生まれ)
- 原智恵子さん(1914年12月25日生まれ)
豪華な顔ぶれですね^^
気が強い・・・が当てはまるかどうかはわかりませんが、皆さん意志は強そう!
また、五黄土星が中宮に回座する年(必ず寅年、巳年、申年、亥年)は、変革・変化・戦争・地震・災害・事件などが多いと言われているそうです。
近くだと2016年が申年でした・・・この年がどんな年になるのか?については、こちらの記事をどうぞ。
→『2016年の干支!申年ってどんな年か知っていますか?』
- 2017年は酉年 → 『2017年の干支は酉年!どんな年になるの?』
- 2018年は戌年 → 『2018年の戌年はどんな年になる?明暗分かれる年になるかも?』
- 2019年は亥年 → 『2019年はどんな年になる?己亥(つちのとい)は変化を求められる年かも?』
- 2020年は子年 → 『2020年の子年はどんな年になる?緊張感が緩みがちな要注意の年?』
世界にも干支があるって知ってましたか?
『世界にもある干支!いろんな国の十二支と由来もご紹介』
干支の漢字が普段使うのとは違うのには理由があります↓
『干支の漢字の由来!普段使う漢字とは違うのには理由があった!』
噂や迷信に関する記事
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここに書いたのはあくまで迷信であり、心の底から信じている人は今ではいないと思います。
でも何かしら少しは気にしてしまう、気になってしまうのも日本人なんじゃないかな~と。
私は迷信や言い伝えを知るのも好きですが、そう言われるようになった理由を考えるのも好きです。
他にも、干支にまつわる迷信や言い伝えがあったら教えて下さい^^
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