無痛分娩の痛みはどれくらい?不安な人は読んでみて!
先日友人が三人目を出産しました^^
同じアラフォーの彼女の出産に感慨深いのもあり、また彼女が三人目は“無痛分娩”を選択したと聞いて興味津々!
私が二人の子供を出産した産院では無痛分娩は行っておらず、また一人目を出産する時は、無痛分娩と言う言葉も知りませんでした。
でも、聞くとフランスでは100%無痛分娩だとか、痛みがないので産後の回復が早いとかなんとか・・・
まぁ一番私が思ったのは「本当に痛みってないの?あるとしたらどれくらい?」ということ^^;
あとは無痛分娩のメリットやデメリット・・
なので今回はそのことについて調べて書いてます!
スポンサーリンク
無痛分娩の痛みはどれくらい?
無痛分娩は硬膜外麻酔を打ち、痛みを楽にする分娩方法で「無痛」とは書きますが多少の痛みはあるようです。また産院によって麻酔を打つタイミングに違いが出るため、陣痛の激しい痛みを味わう場合もあるようです。
これを聞いて、産む痛さより陣痛の痛さの方が苦痛だった私には「あまり意味がないのかも・・」と思ってしまいました^^;
なのでまったく痛くない!と思っているとそうではないので、そこは注意が必要ですね。
私の友人の中には、冒頭の友人の他にもう1人無痛分娩で、出産した友人がいるのですが、その二人の感想は以下の通りでした。
- 思ってたより痛い。でも自然分娩はもっと痛いと思うと、もう無痛分娩しかしたくない
- 変にいきまないので産後の体の回復が早い。そのため高齢出産の人に向いてると思う
- 麻酔を打ってから出産するまで、飲食出来なかったから辛かった・・
これを聞くと心揺れる私・・・^^;
三人目出産の予定はありませんが、新しい物好きな私は経験したい衝動にも駆られます。笑
というわけで、無痛分娩の痛みはどれくらい?という問いに関する答えは・・・
産院の方針、麻酔をかけるタイミングで違う!でも自然分娩よりは全然痛くない!
と言えます。
ただ気になるのは無痛分娩の痛みがどれくらいかだけじゃないですよね!自然分娩か無痛分娩か選ぶ時には、痛みの他に費用や方法、産後の身体の状態など気になることがたくさんあると思います。そういった情報なども含めて、次はメリット・デメリットについて考えていきましょう!
無痛分娩のメリット
まずは無痛分娩のメリットから!- 痛みに対する恐怖心が和らぐ
- 痛みが少ない
- 産後の処置の際も痛みがない
- 産後の回復が早い
1.痛みに対する恐怖心が和らぐ
特に初産の方ですが、出産に対する恐怖が増すことでそれがストレスになり、予定日が近づくと不安になるママもいると思います。まぁ中々初産で「出産、楽しみ~!」 って人はいないですよね^^;
私も出産に対する恐怖はありました。人間、体験していないことに対しては怖いほうへ悪いほうへと、想像力が働きすぎたりしますもんね。
でも私の場合「出産は怖いけど、みんなしてることだし、たぶん大丈夫・・よね!」と楽観視していたのですがこれが逆にいけなかった・・・!泣
私の想像以上の今までに経験したことのない痛みに襲われて、陣痛中に少しパニックに襲われてしまったのです。
徐々に強くなる痛さがあとどれぐらい続くかわからず、これがあと24時間続いたらどうしよう・・・
わたし耐えられない!やばい!産むのやめたい!
という心理に陥り、いきみを我慢する・・とかいきみ逃しとか、色々忘れてしまい頭が一瞬真っ白に。助産師さんに「しっかりして!」と怒られたの覚えています。
息子・・・ごめん!^^;
なので一人目を出産した後は「赤ちゃんに会えて嬉しい!」という思いより「もう出産は嫌だ・・子供は一人でいいや」と思いました。
こんな話を聞くと、初産で痛みに弱いと思っている人や、痛いのなんて嫌!と思っている人は余計に出産に対する恐怖が増しますよね。汗
ストレスが増えるのは母体にも赤ちゃんにもいいわけがありませんから、その痛みに対する不安を少しでも和らげるために、無痛分娩を選択するというのもイイと思います。
保険、みたいな感じでしょうか?
2.痛みが少ない
上記にも書きましたが、産院の方針や麻酔の方法によって麻酔をかけるタイミングは違います。また体質によっても麻酔が効きにくい、などあるようですが、ネットやblogなどの無痛分娩の体験記を読むと、殆どの人が、自然分娩より痛くない!楽!と言っています。
常々、これだけ医療技術が発展しているのに、何で出産の時はこんなに痛い思いをしなきゃいけないの??と思っていた私は「無痛サイコー!」と思いました。(←単純)
3.産後の処置の際も痛みがない
出産は産んで終わりではありません。産んだ直後にもお腹を押して胎盤を摘出したり、会陰切開のあとを縫ったり・・と痛みを伴う処置が続きます。陣痛の痛みに比べれば可愛いもんですが、それでも痛いものは痛い!
でもこの痛みも無痛だとまったく痛くないそうです。
4.産後の回復が早い
自然分娩では陣痛やいきみで全身の筋肉がこわばり、産後に予想外の筋肉痛や腰痛が発生します。私も出産翌日、あまりの体の痛さで自由に身動きがとれなく苦労しましたし、今まで経験したことのない腰痛で、赤ちゃんの沐浴指導も辛くてたまりませんでした。
これが無痛分娩だと、痛みが少ない中でのスムーズな出産が実現でき、筋肉痛や体のこわばりなどがない、体力を温存した状態での育児がスタートできるのです。
イイですね♪d(‘∀’o)
スポンサーリンク
では次にデメリットもみていきましょう。
無痛分娩のデメリット
- 産院探しが大変&予約がとりづらい
- 麻酔が効きにくい場合や副作用の恐れがある
- 費用が高い
- 飲食が出来ない場合がある
- 周囲から理解を得られない場合がある
1.産院探しが大変&予約がとりづらい
私が住んでいる福岡市では、出産を取り扱う病院が市内で67件。でもその中で無痛分娩が出来る産院は5件 しかありませんでした!(2016年3月現在)
もっとあるかと思ってたら想像以上に少なかったのにびっくりです・・
無痛分娩をしたいと思っても、産院が自宅から遠い、、、などという理由で選択できない可能性もありますね。
また無痛分娩を取り扱う産院が少ないので、無痛分娩の人気が出れば出るほど予約が取りづらくなります。
私の友人も妊娠が確定してすぐに、無痛分娩の出産の予約をとることになったそうなのですが、希望者が多いので中々予約が取れなかった、と言っていました。
2.麻酔が効きにくい場合や副作用の恐れがある
下記のような人は無痛分娩はできないそうです。- 高度肥満の人
- 一部の心臓病を患っている人
- 特殊な血液の病気の人
また少ないですが副作用が出る人もいるよう・・
- 全身のかゆみ
- 発熱や頭痛、吐き気
こう聞くと「無痛にしよう!」と簡単には決断出来ませんね・・やはり怖い^^;
3.費用が高い
地域や産院によって違いますが、麻酔は自費負担なので分娩費用に+5万~10万 といった費用がかかります。産む前に費用のこともしっかり産院に確認しておくことが重要です!
4.飲食が出来ない場合がある
麻酔中は嘔吐の危険があるため、基本飲食禁止となっています。なので出産が長引く人は注意が必要で、無痛分娩を選択し、麻酔を打ったけど陣痛が弱く、子宮口が中々開かなかった友人は「丸1日氷を舐めることしかできなかった!それが一番辛かった!」と言っていました。
ちなみに、点滴を受けているので脱水などの心配はないそうです。
5.周囲から理解を得られない場合がある
本人が無痛分娩を希望したとしても、自分の母親や夫、義理の母親などから反対された・・という声もちらほら聞きます。これは「陣痛から逃れるのは弱虫だ」「みんな痛い思いをして産んでる」「痛みを耐えてこそ子供への愛情が育つ」などという、痛みを美徳とする日本の昔からの考え方があるのではないでしょうか。
それを象徴するように日本には「お腹を痛めて産んだ子」という言葉があります。
こ痛みに耐えてこそ母親になれる!母親になれる資格がある!という偏った考え方が、周囲の反対や、また日本に無痛分娩が中々普及しない要因となっているのでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?出産と一言で言っても様々な形があります。
自然分娩、帝王切開、陣痛促進剤を使う場合、所産院での出産、水中出産、自宅出産・・・
それを選択するのは私たち母親であり家族です。
皆、無事に産まれてくれたらそれでいい、という思いに変わりはありませんが、痛みに対する恐怖や産後の回復などを考えると、無痛分娩という選択もアリだな、と思いました。
もちろん私がその選択をしても、麻酔が効きにくかったり麻酔の副作用で思いのほか難産になるかもしれません。
100人いれば100人の出産ケースがあり、一概に自然分娩がいい!無痛分娩が一番!とは言えませんが、選択肢が増えるのはとてもいいことだと思います。
だからこそ悩む・・ということもありますが^^;
私はもう出産することはないと思いますが、自分の娘が将来出産する際は、娘の選択を尊重してあげたいな・・と思うのでした。(頭ごなしに反対!危険!と言う母親にはなりたくない・・汗)
産前産後のトラブルに関してはこちらの記事にも詳しく書いています。
→『妊娠したら全身がかゆい!かゆみを止める5つの方法!』
スポンサーリンク
この記事へのコメントはありません。