エアコンのお掃除機能はいらない?楽できるはずというのは勘違い!
年末の大掃除時期や梅雨時期前になると良くポストに入っているのが、エアコンのクリーニングのチラシ。
我が家にはリビングと寝室に1台ずつエアコンがあるのですが、毎年1台ずつ(2年サイクル)でエアコンのクリーニングを業者さんに依頼しています。
そこでいつも納得いかないというか不満に思うのは、お掃除機能付きのエアコンの方がクリーニング代が高いこと!
業者さんにもよりますが、大体5000~10000円 違う料金なのです。
「お掃除機能がついているから、掃除をしなくてもいい・・・」
と勘違いしている人も多いみたいですが(私もそうです)、クリーニングに来た業者さんに聞くとそういうわけでもないようなので、それを考えると
もしかして、エアコンのお掃除機能っていらない?
と思ったので、今回調べてみることにしました。
これからエアコンを買おうと思われている方の参考になると思いますので、是非最後までご覧下さい。
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エアコンのお掃除機能はいらない?
まずは、私個人の結論から・・・
エアコンのお掃除機能はいりません
その理由を下記項目ごとにみていきますね。
- お掃除機能とは?
- なぜクリーニング代が高いの?
- お掃除機能があると故障しやすい?
1.お掃除機能とは?
フィルターについたホコリなどを自動でキレイにしてくれる機能搭載のエアコンの事を指します。各メーカーによって呼び名や名称は異なりますが、どれも自動でフィルターのお掃除をしてくれるのが特徴です。
引用元:エアコン販売王
つまり、フィルターだけ綺麗にしてくれる・・・という機能です。
「自動お掃除機能付き」
なーんて書かれてると、自分でお手入れする必要がない、と思いがちですがそうではありません。
フィルター以外の部分はもちろん汚れがたまりますし、内部にカビも発生します。
エアコンクリーニングに来てくれた業者さんにも聞いてみたのですが、
「お掃除機能があってもなくても内部は汚れるしカビも付くので、お掃除機能があるからと言って掃除をしなくていいわけではありません」
との返答でした。
ただし、フィルターは掃除はしてくれるので、フィルターのお手入れは楽、ということは言えます。
一般的にお手入れの頻度は、
- お掃除機能付き → 半年に一度のお手入れ
- お掃除機能無し → 2週間おき
と言われています。
でも、エアコンのお手入れはフィルターを定期的に掃除していれば十分、ということではありません。
フィルターだけを掃除しても、吹き出し口にカビが発生しいたり、内部のアルミフィン(熱交換器)部分にほこりがたまったりもします。
そして内部のお掃除を自分でするのは、余程電化製品に詳しくそういった事が好きな人でしか無理ではないでしょうか?
ちなみに私も私の周りの友人たちも、エアコン内部のお手入れをしている人は殆どいません。
していてフィルターの掃除ぐらいです。
となると、エアコンのクリーニングを業者に毎年依頼した方がいいのではないか?
となります。
でも肝心のエアコンのクリーニングの料金はお掃除機能付きの方が高く、結局維持費にお金がかかってしまう・・・ことになります。
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2.なぜクリーニング代が高いの?
それはずばり、
プロでも掃除しにくい!
からです。
掃除がしにくいのには理由があります。
掃除がしにくい理由
お掃除機能付きエアコンはアルミフィン(熱交換器)の前に高性能のロボット掃除機が付いているようなものなので、分解作業に時間がかかる
実際、お掃除機能付きのエアコンのクリーニング時間は、通常タイプのエアコンと比べ+1~2時間 ほどかかります。
費用も時間もかかる・・・
これでは気軽にクリーニングは頼めません。
しかし、最新のエアコンは作りも複雑なため、お手入れも複雑だったり簡単に素人では出来ません。
こうなるとやはりプロに頼んだほうが・・・となるわけです。
ほんと最近の電化製品は便利で高性能ですが、昔の扇風機や換気扇みたいに簡単に取り外して丸洗い、なんて出来なくなっていますよね。
そして結局業者に頼むことに・・・何だか便利になるのがいいんだか悪いんだかって感じです。
ちなみに、プロのクリーニング屋さんが選ぶのはお掃除機能がないエアコンらしいです・・・泣
3.お掃除機能があると故障しやすい?
エアコンは高い買い物ですからね、そう簡単には故障されては困ります。
でも、最近の電化製品は便利で頭がいいのですが、その分、構造も機能も複雑・・・
複雑ということは精密機器(センサーや基盤など)がたくさん使われているからで、それらは繊細で壊れやすい、とも言えます。
しかも「お掃除機能がついている」ためにお掃除をしなくていいと勘違いしたり、お掃除をさぼったりした購入者が、汚れでお掃除機能を故障させてしまったりすることも多いらしく、結局故障率が上がってるのだとか・・・
以前友人とも、
「そんなに便利な機能はいらないので、お手入れも使い方も簡単な電化製品が欲しいね~」
と話した覚えがあります。
最近の電化製品は、
- これは水につけてはいけない
- 洗剤はこれを使わなくてはいけない
などメンテナンスが面倒くさいものが多い印象です。
便利は便利なんですけどね、もうちょっと買った後のメンテナンスのことも考えて欲しいな・・・と思います。
以上の事から私は、エアコンのお掃除機能はいらない! という結論に至りました。
と、散々お掃除機能付きのエアコンのデメリットばかり書いてきましたが、もちろんメリットもあります。
そのことについても書いていきますね。
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お掃除機能付のメリットと向いている人
お掃除機能付きのエアコンのメリットは、以下の通りです。
- フィルターのお掃除を自動でしてくれる
- フィルターの掃除サイクルが長い(1回/半年)
ということなので、以下のような方には向いていると言えます。
お掃除機能付きのエアコンに向いている人
- フィルターを掃除する時間がない人
- 家に設置しているエアコンの台数が少ない人
- 家をあけることが多い、エアコン稼動時間が短い人
- ほこりや花粉が気になる人
フィルターはお掃除してくれますから、あまり時間がとれない人、つまり一人暮らしで仕事が忙しい人なんかには向いていると言えます。
また、ほこりや花粉が少しでも除去できた方がいいという方にもいいですね。
あと、エアコンの台数が少ないと単純にクリーニング代も抑えられますので、台数が少ないか、逆に金銭的に余裕がある人にも向いているでしょう。
ただし、お掃除機能部分の掃除をしたりメンテナンスをしたり、ということは必要ですので、注意して下さいね。
お掃除機能の重要な機能を十分に発揮させるためにも、そこを綺麗にしておかなければ意味がありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?- エアコンのお掃除機能とはフィルター掃除のこと
- 内部掃除は業者に頼む必要がある
- エアコンのお掃除機能があるとクリーニング代が高くなる
- お掃除機能付のエアコンが向いている人もいる
といった事がわかりました。
たぶん次は2年後ぐらいに息子の部屋にエアコンを買う予定なのですが、その際はお掃除機能がないエアコンを購入しようと思っています。
そして毎年クリーニングを依頼した方がいいのでは・・・と。
金額的には変わりませんし。
人によって面倒に思うことは違いますし、何でもメリットデメリットはありますしから、どちらを選択するか・・・はもちろん個人の自由です。
色んな意見を見て聞いて、良い買い物が出来たらいいと思います。
あっあと、私の個人的な意見としては、人を感知するセンサーなどいらないので、単純な機能で省エネで安いエアコンが出てきて欲しいな~と思います^^;
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