厄年に子供を産むのはいい?噂について色々調べました
日本に伝わる風習の一つに「厄年」 があります。
私はちょうど厄年(本厄)の時に息子を出産したのですが、その時に周りから言われたのは、
「厄年の出産は厄落としになっていいんだよ~良かったね!」
というフレーズでした。
そのフレーズも
「男の子の方がよりイイ」
「その子に厄がいくから一旦捨てる(真似)をしてまた拾う(真似)とイイ」と
か何とか色々あったのを覚えています。
なので今回はそんな厄年に関する言い伝えについて調べてみました!
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厄年の色んな言い伝え
私が調べた厄年の色んな言い伝えは5つありました!- 女性は厄年に子供を産むと良い
- 厄払いは家族全員で行った方が良い
- 厄除けアイテムを身に付けると良い
- 厄払いの時は小銭を落とすと良い
- 厄祝いをすると良い
1.女性は厄年に子供を産むと良い
これは有名な言い伝えですね。私も散々言われました^^;
でも地域によってこの内容には違いがあり、
- 男の子を出産すると良い
- 女の子の場合は厄払いをする
- 厄が子供にうつるので、子供を一旦捨てる(真似)をして、別の大人が拾い、親に返す、という儀式を行うと良い
女性の厄年は4歳、13歳、19歳、33歳、37歳、61歳です。
現代では30代に出産することは珍しくありませんが、昔はハイリスク出産になる年齢だったと思いますから厄年である33歳や37歳での出産は周囲からとても心配されてたのではないでしょうか?
しかし出産自体は大変喜ばしいことですから、“厄年×30代での出産”で不安になっている妊婦さんを元気付けるために、もしかしたら「厄落としになる」と言っていたのかもしれません。
それから「捨て子」の習慣は厄年に限ったことではなく「捨て子は丈夫に育つ!」と言われており、豊臣秀吉の子供たちの幼名も「捨て(すて)」や「拾い(ひろい)」などとつけられてたそうです。
2.厄払いは家族全員で行った方が良い
家族の誰か1人が厄年の場合、その本人だけ厄払いをしてもらうと、その厄が家族にいってしまう・・ということらしいので、厄払いは家族全員で行った方が良いと言われています。
我が家も今年夫が厄年なのですが、家族全員(夫と私と子供たち)で厄払いに行ってきました。
でも、この家族・・・という定義が難しいですよね?
独身で両親は遠方に住んでる、とか、子供が大学生で地方に行ってる、など様々な家族の形があります。私で言うと夫や子供たちはもちろんですが、遠くに住んでる義両親や私の両親なども家族には違いありません。
まぁ考え出すとキリがないですが・・^^;
ただ、私がもし妊娠前後に厄払いに行くと考えた時、あまり大勢に声をかけて・・というのも色々考えてストレスになってしまうので、旦那と子供とだけ=同居している家族だけで行くかもしれません。
厄払いする本人の一番負担にならない方法がいいと私は思います^^
3.厄除けアイテムを身に付けると良い
厄年には一般的に肌身離さず身に着けるものが良いとされ、次のものを身に着けると“厄除け”になって良い、と言われています。
- 長いもの(マフラー・ネックレス・腹帯など)
- うろこ模様のもの(蛇柄やワニ革の財布やバッグ)
- 七色のもの(真珠のネックレス)
長いもの=長寿 という意味や願いをこめている
蛇が恵比寿様の化身と言われているため
七は厄(八九)の前だから「厄がない」という意味のため
これは親が子供に、夫が妻に・・などプレゼントするのが良い、とされていますが、誰もくれそうにない場合は自分で自分に・・・でも全然大丈夫だと思います!(笑)
今まで頑張ってきたから、、、出産のご褒美に・・・という感じで、欲しかったネックレスを買ってもいいんじゃないでしょうか??^^
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4.厄払いの時は小銭を落とすと良い
厄を落とす、という意味で小銭などを落とすと良い、と言われています。
この落とす行為も地方によって様々違いがあり、
- 厄払いに行った神社で小銭を落とす
- 自分の年齢の数だけ小銭を落とす(33歳なら33円)
- ハンカチなど身に付けているものを落とす
いずれも物に厄を持って行ってもらうということですね。
私はこの中のいずれもしたことがないのですが、自分の年齢の数だけ小銭を・・というのはいいな、と思いました。
でも落とすのはもったいないので、コンビニやレストランにある募金箱に寄付する・・とかだと、一石二鳥でいいんじゃないかな?と思っています^^
5.厄祝いをすると良い
家族や親族、親しい友人やご近所の方を呼んで「厄祝い」をすると良い、と言われています。厄年の人が様々な食事で持て成し手土産を配ったりして“自分の厄を他の人に少しずつ持って帰ってもらう”というものだそうです。
若干「いい迷惑」的なイメージもありますが、日本には昔から「相互互助」 という助け合いの精神がありますから、それもまたアリなのかもしれません。
また「情けは人のためならず」という言葉の通り「人にした親切はいつか自分にかえってくる」と考えると厄年の厄をもらうことで自分に何かしらの恩恵がある、とプラスに考えるのもいいですよね。
それに、出産した方にとっては出産祝いと厄祝いが同時に出来ていいかもしれません!
調べたらこんなお饅頭もありました。厄祝いの際の手土産に配られてるみたいです^^
↓↓↓
祈願 厄除け饅頭 20個入り
価格:2,484円(税込、送料別)
まとめ
いかがでしたでしょうか?厄年に関する様々な言い伝えをまとめてみました。
調べていくうちに縁起をかつぐのが好きな日本人らしいな~と思ったのですが、皆さんはどうでしたか?
私は厄年を100%信じているわけではないのですが、厄年は年齢的に健康的な問題が生じたり、人生の転機と言われるようなことが起きたり・・とそういうことが起こりやすい年齢だと思いますので用心しとくことに越したことはない、と思っています。
私自身も、前厄の歳に結婚&引越し、本厄の歳に出産・・と人生の転機と言われるようなことを経験しました。
有難いことに、何かトラブルに見舞われたり、事故にあったり・・とかはなかったのですが、「厄年だから・・」という意識があったので、車の運転はいつも以上に気をつけたり、、ということをしていました。
あとは何かもし問題やトラブルが起こっても下手に落ち込まず「厄払いに行ったからこれだけの被害で済んだ、行かなかったらもっと酷い事態になっていたかも」とプラス思考に考えるようにしています。
大事なものを落としたり亡くしたりしてしまっても、その物が私の厄を持って行ってくれたんだな~って。
そのために、私は厄払いに行っている感じです^^;
皆さんは厄払い行っていますか?そして皆さんの地域には「捨て子の風習」など昔ながらの言い伝えや風習などまだ残っていますか?
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