口臭外来の費用と治療内容!実際に行ってきましたレポ
口臭・・・で悩んでいる方、多いと思います。
以前、『口臭の原因を知って対策をしよう!臭いは体からのSOS?』という記事も書きました。
うちの夫もめちゃくちゃ口臭が気になる!というほどではないのですが、やはり長期出張や残業が続いて、疲労がたまってたりすると、ちょいちょい気になることも・・・
また、半分営業的な仕事もあるので、本人もやはり気にしてるみたいで、食後の歯磨きや薬用デンタルリンスなどでオーラルケアには十分気を使っています。
でもそうやって自分なりに対策をしていても、やはり口臭が気になる・・・ってことで、色々調べていたら、今は『口臭外来(こうしゅうがいらい)』 なるものがあることがわかりました!
口臭外来では、口臭の原因を調べ、対策の仕方をじっくり教えてくれるのだとか・・・
うちの主人は歯磨きは完璧、歯周病などの口腔内トラブルもありませんので、あと考えられるのは内臓疾患??
そんなん大変ですので、口臭外来に行って、原因をトコトン調べてもらおう!ということになりました。
そこで今回は、気になる口臭外来の費用と治療について、また実際に行ってきたレポを書いていきます。
口臭外来に行かないとわからなかったこともありましたので、気になる方は是非最後までご覧下さい。
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口臭外来の費用と治療内容!
口臭外来について、下記項目ごとに書いていきますね。- 口臭外来ってどんなとこ?
- 治療の流れ
- 費用は?
- 保険はきくの?
1.口臭外来ってどんなとこ?
今回行ったのは、福岡市中央区にある『福岡口臭クリニック』という病院です。
樋口矯正歯科クリニックの中にあるので、患者さんは口臭外来の人だけではなく、歯科治療の方もたくさんいます。
診てくださったのは、院長の河合先生(女性)です。
調べてみると、福岡市では口臭の専門治療が可能な病院は15件ありました(2017年9月現在)
大学病院や総合病院などでも行っているようで、結構多いんだな~という印象。
やはり、口臭で悩んでいる方は多いんでしょうね!
2.治療の流れ
まずは、電話にて診療の予約を行います。診療時間が約2.5~3時間と長いため、1日に数人の患者さんしか診ることができないようで、予約はなんと1ヶ月待ち!!
予約が取れたら、HPから生活調査表(診療日より一週間前からの食生活などを記入する用紙)をダウンロードして、当日持参します。
当日の流れ
- 問診
- 精密検査(口腔内診査、口臭測定器、唾液の検査など)
- 検査結果の説明・カウンセリング
- 治療及び消臭処置(適切な消臭剤、生活習慣の指導)
この日の治療は、約3時間かかりました。
検査自体も数種類あるので、結構時間がかかったようです。
3.費用は?
今回、我が家が支払った金額は50,750円!!!
この金額は、
- 初診料
- 検査費
- カウンセリング費用
- ケア用品購入代金
高い!びっくり!
こんだけ払ったんだから、成果がないと困ります><
また、再診料は15,000円!
1年過ぎてからの再診料は40,000円 となっています。
人によっては、1回の受診で口臭の軽減を実感できる・・・方もいるかもしれませんが、そうでない場合何回も再診・・・となると、費用は合計で10万は超えてしまうかもしれません。
また人によってケア用品の購入の内容も違ってきますから、その辺りでも費用は変動があると思います。
費用について、何箇所かの口臭外来に問い合わせをし、リサーチしておくのがいいでしょう。
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4.保険はきくの?
口臭外来の診察・治療は保険適用外 です。口臭は病気ではありませんから、自由診療となります。
ただし、口臭の原因が口腔内の歯周病や虫歯、その他病気の場合、その病気の治療は保険適用になります。
これは私の個人的意見ですが、口臭の原因の約90%は口腔内にある と言われていますので、口臭が気になる方はまず、歯科などで虫歯や歯周病などの治療をして、それでもなお口臭が気になる、原因がわからない・・・といった場合に、口臭外来で検査をしてもらうのがいいと思います^^
また、病院よっては口臭の簡易チェック(無料)を行っているところもあるみたいです。
いきなり高額の費用を払うのは・・・という方は一度そういう無料検査を受けてから、治療を検討する、という方法もあります。
ちなみにこの治療費は、医療費控除の対象となる場合がありますので、明細や領収書はとっておきましょう。
医療費控除とは?
同じ年の1月1日から12月31日までに支払った医療費が対象となり、確定申告を行うことで一定の所得控除が受けられる制度です。
確定申告を行うことで支払った治療費用の一部が還付金として戻ってきます。
(還付金として戻ってくる金額は、所得によって違います。)
確定申告を行うことで支払った治療費用の一部が還付金として戻ってきます。
(還付金として戻ってくる金額は、所得によって違います。)
口臭を手軽にチェックできる商品がありました!まずはこれで確認してみるのもいいですね。
実際に行ってきましたレポ
では、主人が実際に口臭外来に行ってきたレポを書いていきます。- 口臭の原因はこれだった!
- どんな対策をしたらいい?
- 注意すること
1.口臭の原因はこれだった!
病院に行って色々と検査をしてわかった口臭の原因は・・・
唾液の分泌量が少ない!
でした。
へっ?そんだけ?って感じなのですが、成人男性の分泌量の平均(20~60代)が8~10らしいのですが、夫はこれが3mlという検査結果でした。(すくなっ!)
つまり、からっからなのです。
唾液の分泌量が少ないので、口内の細菌が洗い流されないため、口臭が発生してしまうのだとか。
分泌量が少ない要因としては、主人の場合、
- 片側の鼻孔が狭いため、口呼吸をしてしまう
- 体内の水分量が少ない
- 口を閉じた時に舌が上あごにひっついていない
- 舌の動きが悪い
- 舌みがき、歯磨きのしすぎ
- デンタルリンスなどの使用
この3番目の口を閉じた時の舌の位置なんですが、皆さん意識したことないと思いますが、通常閉じた時舌は上あごにくっついているそうです。(私は上あごにくっついています)
これが、夫は舌が下あごの方へ下がっているため、舌の下にある唾液が出てくる箇所がふさがれてしまい、結果的に唾液の分泌が阻害されている・・・ということでした。
おもしろいですね~!この話を聞いて、舌を下あごに下げてみたのですが、これをすると舌に力が入るので、ずっとそうしてるのはきつくて無理でした。
夫は特異体質?ということなのでしょうか^^;
検索したらこんな本もありました。主人に買ってあげようかな!
さて、上記の結果を踏まえての対策が下記の2つ。
①唾液分泌量を増やす
- 水分をよくとる
- 常飲は水とする(コーヒーなど利尿作用があるものはNG)
- 口を閉じる
- 就寝中は口にマスキングテープを貼る
- 良く噛んで食べる
- ガムを良く噛む
- 口角をあげるようにする
先生
舌の動きが悪いと唾液が出にくいので、舌を良く動かしましょう!また口角を上げるのもいいです。
②口腔内を清潔にする
- 歯みがきは朝晩の2回でいい
- 市販の歯磨き粉は使用しない
- デンタルリンスは使用しない
- 舌みがきをしない
- 朝ごはんは和食にする
先生
市販の歯磨き粉やデンタルリンスなどには、アルコールなどの化学的刺激があるため、口腔内の良い菌も殺してしまい、結果的に細菌が繁殖しやすくなります。
また、舌ブラシは舌の表面を傷つけてしまうので、余計に菌や汚れがつきやすくなります。
また、舌ブラシは舌の表面を傷つけてしまうので、余計に菌や汚れがつきやすくなります。
この「②口腔内を清潔にする」の中の5.についてですが、朝ごはんにパンはやめましょう!ということでした。
それは、パンの原材料である小麦粉は舌のくぼみに残りやすく、朝は特に舌の動きも悪く唾液量も低下しているため、臭いの元となりやすいからだそうです。(お米はくぼみに入らない、とのこと)
というわけで、今まで朝はパンばかりだったのですが、主人が病院に行ってからというもの、ご飯とお味噌汁・・・という献立になりました^^;(面倒臭い・・・汗)
3.注意すること
主人が口臭外来に行く前に、行っていたケアや生活習慣をご紹介します。
- 毎食後に歯みがきをする
- デンタルリンスを使用する
- 舌みがきを行う
- 朝食はパン
- コーヒーやお茶を良く飲む
- ミネラルウォーターは殆ど飲まない
- 口呼吸
はい、上記の2.の対策とは真逆のことをしてました~><
今まで良かれと思ってしていたことの殆どは、逆に口臭を酷くさせる行為だったのです!
∑(゚д゚)ガーン
です。
まぁでも、これで今まで気をつけても口臭が治らない理由が判明して良かったです、ほんと。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回、口臭外来に行ってみて以下のようなことがわかりました。
- 口臭外来の費用は保険適用外
- 唾液がいかに大事かということ
口腔内を清潔にする・・・と聞くと、単純に歯磨きやデンタルリンスを使用すればいい・・・と思っていましたが、今回それが逆効果であったということがわかりました。
高いお金を支払うことになりましたが、原因がわかってしなければいけない対策もわかったので、何だか私もすっきりした気分です^^
主人も先生に言われたことを、今は従順に実行しています。
また3週間後に再診して、唾液量が増えているか、臭いはどうなっているか・・・を検査しますので、その結果も記事にしたいと思います!
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