立会い出産の旦那さんの役割とは?後悔しないために気をつけること
私には今2人の子供がおりまして、2人も立会い出産でした。
私の友人や知人も殆どが立会い出産をしており、今はそっちの方がスタンダードなのかな~と肌で感じています^^
中には「泣き叫んでいる姿を見られたくない!」と旦那さんが立会い出産を希望しても断固拒否!という子ももちろんいましたけど・・・
ただ、こちらのデータ「立会い出産に関するアンケート」をみて見ると実際に立会い出産をした(またはする予定)の方の割合は65%と、立ち会う人の方が多いのがわかります。
そして、今この記事を読んでいてくれている方は、
これから立会い出産をするんだけど、自分には何が出来るかな?
と悩んでいる男性や、
旦那さんに出産に立ち会って欲しいけど気をつけた方がいいことってあるのかな?
と思っている女性だと思います。
そんな方々のために、立会い出産の際の旦那さんの役割について、また、後悔しないために気をつけることを書いていきます。
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立ち会い出産の旦那さんの役割とは?
立会い出産と言っても、ただ傍に立って出産を見学するだけではありません。たぶんそんな事をしていたら、一生奥さんに恨まれると思いますのでご注意下さい。笑
私が思う旦那さんの役割とは以下の3つ。
- 精神的サポート
- 肉体的サポート
- 記録係
1.精神的サポート

出産は痛みとの闘いです。
泣いても叫んでも痛みが和らぐことはありません。
そんな時、痛みからパニックになったり、呼吸法を忘れてしまったりした奥さんに、冷静に声掛けしたりしてあげることはとても大事なサポート になります。
私も一人目の時は、声には出しませんでしたが「今から帝王切開にして欲しい!」「もう二人目は産めない!」と思った程痛く、思わず旦那に八つ当たりしそうになりました。笑
旦那さんに声をかけられたからと言って、痛みが和らぐことはありませんが、それでも「私は一人じゃない」「頑張らなきゃ」と考えられるいいきっかけになったりすると思います。
助産師さんももちろんいますが、付きっ切り・・・というわけではありません。準備などで結構バタバタしている時もあります。
特に初めての出産では何もかもが初めての経験で、色々と戸惑うことが多いでしょう。
そんな時、必ず自分の傍にいてくれる人がいる・・・というのはこの上なく安心できるのではないでしょうか?
2.肉体的サポート
陣痛は本当に痛いです!あの痛さは尋常じゃありません。でも腰や背中をさすってもらったりすると、ほのかに痛みが和らぐ瞬間 があります。
他にも汗を拭いてもらったり、水分補給を手伝ってもらったり・・・
助産師さんに「お茶を飲ませて欲しい!」「さすって欲しいのはそこじゃない!」とは中々言いづらいですが、旦那さんになら遠慮なく言えます。
私も旦那に「お茶じゃなくポカリが飲みたい!買ってきて!」とか言っていました。笑
特に陣痛が長時間になる場合などは、心身がとても疲弊しますから、傍に何かと頼める人がいるのは助かります。
出産の痛みに関してはこちらに詳しく書いています。
→『出産の痛みが怖い!痛みについて私の経験からわかったこと!』
3.記録係

これは賛否両論あるかと思いますが、旦那さんには「出産を記録する」という役割もあります。
- 出産の様子をビデオに撮る
- 産まれたばかりの赤ちゃんの写真を撮とる
しかし、2人目の時、まだ陣痛が始まったばかりのころ、息子と二人で談笑しているところをビデオに撮ってもらいました。
その時は何も思いませんが、子供が大きくなってビデオを見返した時、色々と感慨深いものがあります。
「この後、陣痛が酷くなったんだよね~」
という会話をしたり^^
無痛分娩をした友人は、旦那さんが実況中継しながらビデオ撮影してくれてたそうです。笑
「今麻酔したところです~」
「少し痛みが出始めたみたいです~」
とか。
奥さんからしたら少々うざかったみたいなのですが、それでもビデオをずっと撮影するのも、ずっと一緒にいるのもしんどいことには変わりないので、その事に感謝しているそうです。
旦那さんの役割がわかったところで、続けて立会い出産で気をつけたいことを書いていきます。
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立会い出産で気をつけたい4つのこと
立会い出産で気をつけたい4つのことは以下の通りです。- 妊娠出産について良く勉強する
- 夫婦二人で良く話し合う
- 旦那さんはサポート役に徹する
- 労いの言葉を忘れずに
それでは1つずつ詳しくみていきましょう!
1.妊娠出産について良く勉強する

まずは妊娠・出産について良く勉強するのが大事です。
- 奥さんの身体の変化
- 陣痛とはどういうものなのか
- 出産の兆候にはどんなものがあるのか
今はネットを開けば、妊娠出産についての情報はすぐに得られますから、勉強しようと思えばどんなところでもできます。
勉強することによって、妊娠出産が奇跡の連続でどれだけ大変か、産まれてくる新たな命への畏怖も芽生え、旦那さんの方も父親としての自覚が少しずつ出てくるのではないでしょうか?
また、産婦人科の母親学級では旦那さんが参加できるところもありますし、市町村や赤ちゃん用品を販売しているお店などで「父親学級」 なるものを開催しているところもあります。
そこではパパの妊婦疑似体験が出来たりしますので、どれだけママがしんどいのか・・・がわかるいい機会だと思います!
我が家では一人目の時、産婦人科の母親学級に一回参加しただけで、その時は妊婦の疑似体験はありませんでした。
何も話を聞かないよりは良かったかもしれませんが、妊婦の疑似体験だけはして欲しかった~!と後悔しています><
ちなみに福岡市のマタニティスクールはこちら^^
→『働くママとパパのマタニティスクール』
赤ちゃん本舗のも念のために貼っておきますね。
→『赤ちゃん本舗 マタニティスクール』
2.夫婦二人で良く話し合う

一言で立会い出産、と言っても、夫婦で想像している姿は違う場合もあります。
パパの希望
- 最初から最後までずっと立ち会いたい!
- 産まれる瞬間だけ、立ち会いたい
- 立ち会いたい気持ちもあるけど、血は苦手・・・
- 妻の希望もわかるけど、そういう姿は見たくない
ママの希望
- 最初から最後までずっと立ち会ってもらいたい!
- 産まれる瞬間だけ、分娩室に入ってきて欲しい
- 立ち会って欲しいけど、途中で出て行って欲しいと言ったらそうして欲しい
- ビデオや写真は赤ちゃんを中心に撮って欲しい
- 義両親には産まれるまで病院に来て欲しくない
- 旦那は立会いたいみたいだけど、私は恥ずかしい
2人の希望が合致している場合は問題ないですが、違う場合はちゃんと話し合って照らし合わしておかないと、悲惨な結果 になってしまいます。
血が苦手、人が痛がっている姿を見たくない・・・という人に無理強いしても、後に遺恨を残すだけとなったり、いざ本番となったら、やっぱり立会いして欲しくない、と心変わりしてしまうこともあるかもれません。
簡単に、「立会い出産しよう!」ではなく、二人の希望と妥協点と折り合いをつけて、最良の結果を導きだしてください。
3.旦那さんはサポート役に徹する
前述したように、旦那さんの役割は”サポート”です。主人公はママと赤ちゃん。
それを忘れてしまうと、後々の夫婦関係の破綻になることもあります。
- そばにいてくれたけど、スマホばかり見ていた
- SNSで出産を実況中継!最悪!
- 腰をさすって・・・と言っても面倒くさそうにされた
- 私が苦しんでいる横で呑気に食事・・・なんて無神経なの!
- 痛みを我慢している私を見て笑った旦那、殺意が芽生えた
- 頑張れ頑張れとうるさい!頑張ってるの!
陣痛が長引いたりすると、旦那さんからする暇なだけ・・・なのかもしれませんが、お茶を飲ませてあげたり汗を拭いてあげたり、腰をさすってあげたり・・・と、しあげる事は案外あるものです。
それに、出産に一緒に挑む、サポートするという気持ちがあれば上記のような言動には自然とならないもの。
まずは夫として父親としての役割をふまえて、自分の奥さんが喜ぶことは何か?して欲しいこと何なのか?を考えてみましょう。
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4.労いの言葉を忘れずに

いざ無事に出産が終わり、可愛い赤ちゃんの姿を見るとテンションが上がってしまうパパがいます。
喜んでいるパパの姿を見るのはママとしても嬉しいものですが、肝心のママを放ってしまうのは×!
- 生まれたばかり赤ちゃんの写真ばかり撮って、私には一言もない
- 赤ちゃんを抱っこ、お互いの両親に連絡、忙しいのわかるけど、私には何も言わないの?
- 長くかかった出産、「あ~疲れた~」って私の方が疲れたわ!
- 可愛いね~!を連発。可愛いのはわかるけど、私にも何かないの?
旦那さんも確かに付き添って疲れたかもしれません。でもまずは、ママに一言!
- 頑張ったね、お疲れ様
- 産んでくれてありがとう
出産時の恨みは尾を引きますよ~!
せっかくの立会い出産が離婚の原因・・・とならないよう、気をつけて下さい^^
赤ちゃんの名付け・・・悩みますよね。命名のルールについてはこちらの記事をご覧下さい。
→名付けの基本ルール!これだけは知っておきたいポイントや注意点
まとめ
いかがでしたでしょうか?立会い出産の際の旦那さんの役割と、気をつけるべきことについてまとめてみました。
- 妊娠出産について勉強し、夫婦二人良く話し合う
- 主役はママと赤ちゃん!旦那さんはサポート役
- 無理はしない、無理強いしない
さらに言うと、協力できないならパパになる資格はない!とさえ思います^^;
大事なお産を夫婦二人協力して、助け合う。
それが立会い出産の目的です。
でも話し合いをしなかったり、何も考えずに挑んだりすると、夫婦の溝を作る原因となりえます。
旦那さんが自発的に勉強したり考えたりしてくれたらいいですが、そうでないなら、奥さんの方から色々と促してあげるのも手です。
後悔のない立会い出産となりますように!
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