博多ラーメンの麺の硬さ!おすすめは何?ばりやわからハリガネまで
博多と言えばラーメン!と言う人も多いのではないでしょうか?
私は生まれも育ちも福岡で、小さい頃から食べていた博多の豚骨ラーメン が大好きです!
あの独特の香りが苦手・・という他県の人もいますが、私からしたらあの香りがたまらん~という感じです^^
その博多ラーメン。
お店に入って注文する際大体「麺の硬さ」を聞かれます。
私たち地元民にとっては当たり前の風景ですが、その麺の硬さにも種類がたくさんあるんです。
今回はその博多ラーメンの麺の硬さについて、おすすめは何か?どんな種類があるのか?について詳しく書いていきます^^
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博多ラーメンの麺の硬さ!
博多ラーメンの麺の硬さのおすすめを見て行く前に、まずは、どんな種類があるのかみていきましょう!麺の硬さの種類は、お店によって違いますが、おおよそ以下の8種類に分けられます。
- 超柔らかめ(ばりやわ)
- 柔らかめ(やわ)
- 普通(ふつう)
- 硬麺(かためん)
- ばり硬(ばりかた・ばり)
- 針金(はりがね)
- 粉落とし(こなおとし)
- 湯気通し(ゆげとおし)
1.超柔らかめ(ばりやわ)
茹でる時間は2分以上。
「ばり」は「すごく」という意味の博多弁です。
柔らかいのですぐ切れる、と言われていて、「おすすめしません」という注意書きがあるお店もあります^^;
博多弁に興味がある方はこちらの記事もどうぞ
→『博多弁の可愛いセリフ!シーン別にグッとくる使い方を紹介!』
2.柔らかめ(やわ)
茹でる時間は80秒ほど。本当にやわらかいです。
案外美味しい、という声も聞かれます。
3.普通(ふつう)
茹でる時間は60秒。
お店の人が、一番美味しい、とおすすめするゆで加減です。
うちの主人(宮崎県出身)はこの「普通」が美味しい、と言っています♪
4.硬麺(かためん)
茹でる時間は30秒くらい。ラーメンのシコシコ感を感じたい人向けです。
私はいつもこの「硬麺」をオーダーしています^^
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5.ばり硬(ばりかた・ばり)
茹でる時間は20秒くらい。
パリっとした歯ごたえです。
6.針金(はりがね)
茹でる時間は10秒くらい。針金っていうのは、表現に誇張がありますが、5.ばり硬では物足りない方に。
歯ごたえ充分だと思います^^;
7.粉落とし(こなおとし)
茹でる時間は2~5秒くらい。お湯に通して、麺の粉を落とすだけ、という意味。
ほとんど生麺状態(汗)メニューとしては用意されているが、素人にはお勧めできないと言われています。
8.湯気通し(ゆげとおし)
もはや、ゆでない。笑
湯気に通すだけ。
「生麺」と言われても間違いないレベルですね^^;
※茹でる時間はお店によって違いがあります。
たくさんの麺の種類がありましたね!
この中で食べたことのある種類はありましたか?^^
それではおすすめの硬さですが・・・
おすすめは何?
あるTV番組では、麺業者の人が出演していて、「一番美味しく食べられるのは”普通”です!」
と言っていました^^
なのでやはり普通が一番おすすめだし、みなさんそうやって作っていらっしゃると思います。(あくまで私の想像ですが・・・)
また、こちらの、【アンケート結果】好きな、ラーメンの「麺の硬さ」は?では、
1番多かったのは「かためん」、続いて「ばりかた」でした。
博多の人間はせっかちだから、少しでも待ち時間が少ない「かためん」が好きだという意見もありますが・・・みなさんはどうですか?
ちなみに私は「カタメン」が好きです!
最初の一口は少し硬いな~と思うのですが、食べてる間にちょうどいい硬さになってくるので、最後まで美味しく食べれる・・・と思っています。
でもやわらかいのが好きな方もいらっしゃるでしょうし、硬めの食感を好む人もいるでしょうし、こればかりは好みですよね^^
ではここで、ふと思った疑問について!
それは・・・
ほとんど生に近い麺を食べても大丈夫なのか?
この疑問を持った方は少なくないと思います^^;なので、私が住んでいる地域の保健所に問い合わせてみました!
保険所からの回答はコチラ↓↓↓
<保険所からの回答>
博多ラーメンの麺に関してですが,
①麺の原材料は小麦粉とかん水で,ラーメンには生麺が使用されています。
②直径約1.1mmの極細麺のため,中面(直径約1.4~1.7mm)や太麺(直径約1.9~2.1mm)などに比べて火のとおりが早く,ゆで時間が短いのが特徴です。
生麺のため,すぐに冷暗所に保管し,先入れ先出しなど消費期限の管理を徹底するよう指導しています。
なお,栄養担当職員にも確認しましたが健康面で良い悪いというデータは見つからず,何ともいえないとのことでした。
食中毒を予防するためには十分な手洗いと加熱が基本です。
今後ともよろしくお願いします。
福岡市保健福祉センター衛生課食品係
ということでした。博多ラーメンの麺に関してですが,
①麺の原材料は小麦粉とかん水で,ラーメンには生麺が使用されています。
②直径約1.1mmの極細麺のため,中面(直径約1.4~1.7mm)や太麺(直径約1.9~2.1mm)などに比べて火のとおりが早く,ゆで時間が短いのが特徴です。
生麺のため,すぐに冷暗所に保管し,先入れ先出しなど消費期限の管理を徹底するよう指導しています。
なお,栄養担当職員にも確認しましたが健康面で良い悪いというデータは見つからず,何ともいえないとのことでした。
食中毒を予防するためには十分な手洗いと加熱が基本です。
今後ともよろしくお願いします。
福岡市保健福祉センター衛生課食品係
「食中毒には十分な加熱が基本」 、と書かれてますので、その点からいくと「う~ん・・・」と怪しい気持ちもしますが、まぁこの麺の茹で方に関してはある意味博多ラーメンの魅力の1つとも言えますので、なくなって欲しくはありません!
最近問題になっている「餅つき中止問題」にも通ずるところがあるのかもしれませんが(違う?)、何もかも杓子定規に考えてしまうのもどうかと・・・
なのでここはあくまで「自己責任!」 ということで、「湯気通し」などはオーダーして欲しいと思います~^^
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では最後に、そんな博多ラーメンについて、少し書いていきます!
博多ラーメンとは
博多ラーメンとは、wikipediaによると以下のように書かれています。
主に福岡県福岡市で作られる、豚骨スープとストレートの細麺をベースにした日本のラーメン。主に福岡地方のラーメン専門店、中華料理店、屋台で提供される。
引用元:wikipedia
味や色合いは店によって違いますが、基本的には豚骨主体の乳白色のスープと極細麺(素麺ぐらい)が特徴です。
豚骨を強火で沸騰させるため、骨のゼラチンなどが溶け出し濁ったスープとなっています。
<極細麺の特徴>
- 水を吸いやすく伸びやすいので量が少なめになっている
- 麺とスープがよく絡む
- 極めて短時間で麺を茹で、入店後すぐに提供出来る
博多の食べもの・・・ラーメン以外にもあります^^
→『がめ煮と筑前煮の違い!呼び名だけじゃなく調理法が違う?』
→『福岡のお雑煮の特徴!そのうまさと魅力についてとことん調べてみた』
→『たらこと明太子の違いって何?卵は同じだけど違う食べ物だった!』
→『うどんの発祥は福岡?ルーツを歴史からひもとく!』
まとめ
いかがでしたでしょうか?私個人の意見ですが、「普通」と「硬麺(かためん)」を注文している人が同じぐらいの割合でいるような印象です。
「ばりかた」はたま~に注文している人をみかけますが、それ以上を注文している人は見かけたことありません^^;
うちの主人はいつも「普通」で、父は「カタメン」、母は「普通」です。
息子や娘も「普通」をオーダーしています。
みなさんはいつもどれを選んでいますか?
また、食べたことがない人はどの硬さを食べてみたいと思いますか?^^
せっかく、こんだけの種類があるので、色んな麺の硬さに挑戦してみるのも楽しいですね☆
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