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戌の日のお参りはいつ行く?知っておきたい安産祈願について大特集!




待ちに待った妊娠。



赤ちゃんと会える日を楽しみにする日々の中で、初めての子供絡みの行事と言えば、「戌の日のお参り」ではないでしょうか?


私はつわりが酷かったので、妊娠初期はとにかく辛く寝込んでばかりの毎日・・・


早くつわりおさまらないかな~と日々を過ごしていたら、あっという間に五ヶ月になっていたので、戌の日のことなんかまったく頭になく、産婦人科の待合室にある育児雑誌を見て、「あっ!戌の日のお参り行かなきゃ!」と慌てて主人に言った覚えがあります。


その時の息子はもう8歳。


あれから8年も経ったとは・・・(遠い目)


と、戌の日のお参りについて、初めての妊娠の方(プレママ・プレパパ)は、きっと色々な疑問があると思います。


  • 戌の日って何?
  • お参りっていつ行くの?
  • 誰と行けばいい?

などなど・・・


今回は、そんな戌の日の疑問 について、わかりやすくまとめてみましたので、どうぞ最後までしっかりご覧下さい。

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戌の日のお参りについて

戌の日のお参りについて、下記項目ごとにまとめてみました。

  1. 戌の日とは?
  2. 戌の日のお参りはいつ行く?
  3. 戌の日のお参りって何するの?
  4. 誰とお参りに行く?
  5. 服装は?
  6. 初穂料は?
  7. お参りだけでも大丈夫?
それでは1つずつみていきましょう。

1. 戌の日とは?



戌(いぬ/犬)は、子だくさんで比較的お産が軽い動物と言われています。


この戌の力にあやかって、妊婦さんと赤ちゃんの無事と健康を願ったのが戌の日のお参り=安産祈願の始まり と言われています。


十二支の干支は、年だけでなく日にも割り当てられており、「子の日、丑の日、寅の日・・・」と順番にまわってくるので、なので、戌の日も12日に1回まわってきます。




2. 戌の日のお参りはいつ行く?

戌の日のお参りに行く時期は、


妊娠五ヶ月(安定期)に入ってからの戌の日


と言われていますが、特に決まりはありません。


中には、

  • 戌の日で大安じゃないと!
  • 五ヶ月に入って最初の戌の日じゃないと!
  • 戌の日で大安で土日で・・・って、みんなの予定が合わない!
というような考え方の方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなに難しく考えず、


  • 安定期に入って体調が落ち着いた時に行こう
  • 戌の日じゃないけど、天気もいいし行ってみよう
  • 予定が合うのがこの日(戌の日じゃない)しかなかったけど良いわ


と、こんな気持ちでいいと思います。


また、基本的に神社の参拝は人々の雑念が少ない午前中がいい、と言われています。


しかし、だからこそあえて混雑しない午後に・・・という選択もあります。


混み合う午前中に行って長時間待つのは妊婦さんにとって辛いもの。


体調第一 に日程や時間は決めて下さい。



日取りについては、こちらにも詳しく書いています^^
『戌の日が仏滅でも大丈夫?日取りの決め方とカレンダー』


戌の日のカレンダーはこちらにもあります↓

『戌の日・大安2019カレンダー!安産祈願の日取り決めに超お役立ち』
こちらの記事のカレンダーは、2ヶ月/枚(A4サイズのPDF)になっている実際のカレンダー形式。ダウンロードも出来ます^^





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3. 戌の日のお参りって何するの?



前項でも少し触れましたが、この戌の日のお参りでは殆どの方が「安産祈願」を行います。(安産祈願はせず、参拝だけ・・・という方もいらっしゃいます。そのことについては後述しますね。)


その内容は神社によって違いますので、事前に電話で確認しておくといいでしょう。


事前に確認する内容としては、


  • 腹帯は神社で買えるのか?
  • 腹帯は持参した方がいいのか?
  • 腹帯は巻いて行った方がいいのか?
  • 腹帯ではなく妊婦帯やマタニティガードルなどでもいいのか?
  • 祈願は一人か、家族全員してもらえるのか?
  • 待合室はあるのか?

などですね。


小規模な神社では腹帯を販売していないところもありますし、水天宮などの有名な神社では持参した腹帯ではNG!というところもあります。


身近に行った人がいればその方に聞いてもいいですね。


ちなみに私がお参りに行ったのは、福岡県糟屋郡宇美町にある宇美八幡宮です。


そこには、昔ながらの晒(さらし)腹帯、ガードル式の補助帯、ワンタッチ式の補助帯の三種類がありました。(神社に見本が置いてありました)


その中から一つ選び、ご神前にてお祓いの後、御朱印(宇美八幡宮のおしるし)を押印してちょうだいします。


私はさらしを自分で巻く自信もなく、産後などに上手く活用出来るなさそうなので、ガードル式の補助帯を選びました^^


産前用のガードルとはこんなのです↓

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神社によっては、このガードルなどを持参すると御朱印をもらえたり、一緒にご祈祷してくれたりします。


私も、既に使っていた腹帯も一枚持って行き、押印&お祓いしていただきました。



実際に安産祈願に行かれた方の動画があったので貼っておきます。当日の流れがわかりますよ~^^






4. 誰とお参りに行く?



誰とお参りに行くか・・・の取り決めはありません。


  • 一人で行く
  • 夫婦二人で行く
  • 両家の両親も一緒に
など、誰と行きたいか夫婦で話し合って決めたらいいと思います。


戌の日のお参りは、一生のうちそう何度もあるものではありません。


せっかくですので、後悔しないよう、よく熟考して決められてください。


ちなみに私は主人と二人で行きました。


主人の両親は宮崎だし、私の両親は近くですが母は足が悪いし・・・だったからです。


でも今思えば、ですが、せっかくなので、両家の両親を呼んでその後にお食事会をしても良かったかな~と思っています。




5. 服装は?



服装も特に決まりはありません。


でも神社なので、肌の露出の多い服装やサンダルは基本NG。


カジュアルすぎないワンピースやジャケットが好ましいと思います。


また、安産祈願はイスに座ってするところもあれば、お座敷に上がってするところもあります。


足元はストッキングや靴下着用で、足先が露わにならないよう気をつけて下さい。


あと、境内は砂利があったりして歩きにくい場所もあります。


歩きやすいローヒール、お座敷に上がる時に楽な脱ぎやすい靴がいいと思います。


それから、土日の大安の戌の日・・・となると、大変な混みようで、受付してから祈願まで1~2時間かかる ところもあるようです。


控え室がない神社もありますので、暑さ対策(日傘や冷却ジェル)や寒さ対策(使い捨てカイロやストール)など十分に準備して行きましょう。


せっかくのお参りに行って、体調を崩してしまっては元も子もありませんもんね。


ちなみに私の場合で言えば、11月にお参りに行ったのですが、小雨が降ってきて思いのほか気温が下がり、とても寒かったのを覚えています。


幸いにも気分が悪くなったり・・・ということはありませんでしたが、寒さでお腹か張り気味になり辛かったです。


服装については、こちらの記事もどうぞ↓
『お祓いの服装のマナー!相応しい格好はズバリこれ』




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6. 初穂料は?



安産祈願をするにあたり、必要なのが「初穂料」です。


社務所でご祈祷の受付をする際に手渡すのですが、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋に入れ、上段に「初穂料」と記しておきましょう。


しかしながら、絶対にのし袋に入れなければいけない、という決まりもなく、お財布から直接支払っても問題ありません。


料金は、「気持ち」のお値段としているところもありますが、初穂料を設定している神社もあります。


相場は3,000円~1万円ほどで、腹帯やお守りの料金が含まれているケースもありますので事前に電話にて確認しておくのがいいでしょう。




7. お参り(参拝)だけでも大丈夫?



結論から書きますと、


安産祈願は受けず、お参り(参拝)だけでも問題ありません。


前述したように、「戌の日のお参り=安産祈願」と思ってる方もいらっしゃると思いますが、


  • 体調不良のため安産祈願を受ける自信がない
  • 混雑している戌の日に長時間待機するのはしんどい
  • とにかく忙しくて時間がない
など、様々な事情でお参りだけでもいいかしら?と思っている方、やむを得ずお参りだけにした方、いると思います。


もちろんご祈祷を受けることで、精神的に安心する妊婦さんもいるでしょうし、後から「あの時、安産祈願を受けてれば良かった・・・」と後悔しそうな方は、受けた方がいいと私は思います。


またご祈祷を受けることで、安産のお守りや腹帯などの神社オリジナルの授与物がいただけます。


私なんかはその授与物は何かな~と、帰りの車の中で紙袋を開けるのが楽しみでした^^(子供みたいですね。笑)


どちらにしろ、赤ちゃんの健やかな成長と出産を祈る気持ちには変わりませんから、ご夫婦やご家族の考えで決められたらいいと思います。


祈願受けなきゃダメ!なーんて心が狭い神様はいらっしゃらないでしょうしね!





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まとめ

いかがでしたでしょうか?


まとめると、

  • 戌の日のお参りは誰と行ってもいい
  • 日程は体調を優先させよう
  • 悩んだ時は神社に確認しよう
です。


戌の日のお参り、前述したように私は主人と二人で行ったので、特に写真も残っていません。


ですが今考えると、出来れば両家の両親にも来てもらって、記念撮影でもしていたら良かったな・・・と思っています。


それは唯一の後悔です。


もし写真を撮っていたら、その写真を息子と見ながら、「この時のママのお腹の中に○○がいたんだよ~」と会話をしたり、みんながあなたが生まれてくることを心待ちにしていたんだよ、ということを伝えられたのにな~と。


もちろん写真がなくてもそういった気持ちは伝えられますが、形に残しておいたら大事な思い出を思い返すきっかけの一つになったのにな・・・と。


この写真は娘のお宮参りで宇美八幡宮に行った時のものです↓


義妹が撮ってくれてました。


やっぱり写真があるといいな~と、色んな場面で思います。


これから色々な行事を控えているプレママ・プレパパの皆さんはそんな後悔がないよう、素敵な思い出を残して下さい^^

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管理人:よしこ
福岡県出身福岡県在住
子供二人を子育て中の40代(専業主婦)

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